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経理審議会

2019年度 第3回 公立大学法人埼玉県立大学経営審議会 議事録

2020/02/18

1   日時

2020年2月18日(火)14:40~16:10

2   場所

埼玉県立大学本部棟会議室2

3   出席者

田中議長、萱場委員、森委員、朝日委員、荻野委員、菊地委員、金子委員 安藤委員、松田委員 (10名中9名出席、欠席井橋委員)

4   出席教職員

鈴木副学長兼研究開発センター長、金村研究科長、坂井学部長兼情報センター所長、 林(裕)学生支援センター長、星地域産学連携センター所長、伊藤学長補佐 藤間副局長、霜田調整幹兼総務担当部長、塩出企画担当部長、三吉財務担当部長、加藤情報・施設管理担当部長、新井教務・入試担当部長、小南学生・就職支援担当部長、白田研究・地域産学連携担当部長、大関研究・地域産学連携担当主幹

5   議事概要

【審議事項】
(1)令和2事業年度 業務運営に関する計画(案)について
   資料に基づき、藤間副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   なお、主な発言は以下のとおり。

   IRでは具体的にどのような情報を収集するのか。
→教学分野では、学生の学籍番号を紐づけて、成績、進路などの情報を一元管理することで教育の質向上を図る。
経営分野では、他大学との指標等の比較、分析し、経営の質向上を図る。
分析結果については、審議会、理事会に提示し、法人運営の参考にしていただく予定である。

   入学者受入方針について、推薦入学についての記述はないが、充実させる必要があるのではないか。
→すでに入学者の約4割が推薦入学である。

   タブレット端末の活用や、経済的に就学が困難な学生に対する支援の周知徹底の記述について、具体的にどんな形で行うのか。実施に当たっては、より具体的な案が必要ではないか。
   また、卒業生への支援について、県外に就職した後、県内で再度就職するための支援サイトを作ってはどうか。
→年度計画には簡潔な記述となっているが、具体的な実施については別途定めている。例えば、ICTの活用については遠隔授業の取り組みを検討している。

   働き方改革について、健康管理の具体的な取り組みはどうか。
→保健センターの産業医が、職場環境が良好か定期的にチェックをしている。問題があれば注意している。

   時間外勤務は多いか。
→今年度は20周年事業もあったが、業務にメリハリをつけるようにした結果、全体としては昨年度よりも減っている。

   会議のための時間外勤務はあるか。
→教員が出席する会議の場合、授業の関係で17:15(定時)以降になることもある。

   重点項目で、働き方改革関係では「業務の効率化や選択と集中」といった目標が必要ではないか。
→まずは教職員の健康管理という視点を強調した。ご指摘のとおり、前提として業務の効率化も重要である。年度計画のうち、そういった内容の計画を重点項目の構成要素に加える。

   「研究開発センタープロジェクトについて、研修会を3回行うとあるが、研修で学んだ方が持ち帰って指導できるよう、ノウハウを形に残して普及していけるようにしていただきたい。
→研究開発センターでは、地域における課題のほか、専門職や自治体職員の学ぶ機会を3年間提供してきた。コミュニケーションやマネジメントの研修について、参加者が自身の職場に戻り、同様の企画を考えたりしている。普及の方法や課題を考え、ノウハウを形にして伝えていくよう努める。また、ケアマネジャー向けの研修について、どんな研修があればより業務に直結するかを報告書にまとめ、広く周知していく。

   大学として県内就職率に最も結びつきやすいものは何だと思うか。また、ここは弱いなというものはあるか。
→身近な卒業生を招いて在校生との交流を図ることや、県内施設の関係者を招いた就職説明会が効果的であると考える。
   県内就職という観点では、就職支援システムを導入した結果、他県の情報も入ってきたため、県外の情報が得やすくなっている面はある。

   就職支援システムで県外の情報を見ることができるのは良いこと。その上で、我々(県内病院や施設)としては、学生から選んでもらえる魅力ある職場となるよう頑張る必要がある。
   また、一度県外に就職しても、後に県内に戻ってくる例も多い。そういった状況を受け入れることも大事である。

(2)令和2年2月修正予算(案)について
   資料に基づき、藤間副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   主な発言は以下のとおり
   契約差金は県に返還しなければならないのか。
→決算確定後に精算するため、最終的には残額は発生しない。

(3)令和2年度予算(案)について
   資料に基づき、藤間副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   異議なく可決された。

(4)IR(Institutional Research)の実施について
   資料に基づき、伊藤学長補佐より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   主な発言は以下のとおり
   IRは他の公立大学もやっているのか。共通のデータがあり、共有化するのか。
→公立大学でIRを導入しているところは多くない。データについては、公立大学協会のデータを集約する。

   個人情報の取り扱いについて、学生の同意は必要か。
→入学時に利用についての包括的な同意をとることを検討している。

(5)法人規則の改正について(案)
   資料に基づき、霜田調整幹より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   異議なく議決された。

(6)教員配置計画(案)について
   資料に基づき、藤間副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   異議なく議決された。

【報告事項】
(1)監事監査(期中)結果報告書について
   資料に基づき、霜田調整幹より報告された。

(2)2019年度卒業予定者就職・進学状況について
   資料に基づき、林学生支援センター長より報告された。