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経理審議会

2020年度 第1回 公立大学法人埼玉県立大学経営審議会 議事録

2020/06/23

1   日時

2020年6月23日(火)14:40~16:10

2   場所

埼玉県立大学本部棟大会議室

3   出席者

田中議長、萱場委員、河原塚委員、朝日委員、荻野委員、菊地委員、井橋委員、安藤委員、 松田委員、金子委員
(10名中10名出席、欠席:なし)

4   出席教職員

鈴木(玲)副学長兼研究開発センター長、金村研究科長、坂井学部長兼情報センター所長、 林学生支援センター長、星地域産学連携センター所長、伊藤学長補佐 鈴木(淳)副局長、霜田調整幹兼総務担当部長、中村企画担当部長、三吉財務担当部長、加藤情報・施設管理担当部長、新井教務・入試担当部長、小南学生・就職支援担当部長、代研究・地域産学連携担当部長、大関研究・地域産学連携担当主幹

5   議事概要

【審議事項】
(1)令和元年度業務実績報告書(案)の提出について
   資料に基づき、鈴木副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   なお、主な発言は以下のとおり。

   高校訪問、大学見学の受け入れがS評価となっているが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響がある中、どう対応していくのか。
→高校訪問については、オンラインで入試説明会や進学相談会を実施している。
   大学見学は秋がメインであり、現時点では通常通りの受け入れを予定しているが、オンラインでの実施も検討している。
   なお、オープンキャンパスについては、オンラインで実施する予定である。

   今年度の実績及び評価はオンラインでの実施を実績にカウントするのか。
→担当ではそのように考えている。

   今年度は実習ができないと思うがどう対応するのか。
→実習については、7月までは臨地実習を行わないこととしている。これについては、文科省、厚労省から、「学内で実施する代替プログラムに変更してよい」との通知がある。後期については先方と調整中である。実習が全てできないという状況ではない。

   既に実習を開始している病院もある。11月以降だと第2波も懸念されるので、そういった状況も見据えて予定をした方がよい。

   中期目標で示されている、県内就職率の目標値60%の根拠は何か。
また、昨年度の経営審議会での議論で、「県大は専門学校ではないので必ずしも県内に就職しなければならないわけではないのでは」という議論があったが、埼玉県は医療従事者が少ないので、なるべく多くの人に就職してもらいたい。
この点について、どのように考えているか。
→60%は第1期中期目標策定時にできた数値である。その前数年間の就職率の実績をもとに定められたのではないか。今まで目標を達成したのは平成27年度(61.2%)のみである。
様々な取組の結果、最近は50%台後半だったが、令和元年度は厳しい状況である。

   前回、県外に就職してもいずれ県内で就職しているのではないか、という議論があったが、その後調査はしているか。
→卒業生がどこで何をしているかを把握するための努力はしてきた。20周年事業等を通してある程度は把握でき、卒業生が県内外で活躍しているのがわかった。

   学生に占める県内出身者の割合は。
→約半数が県内出身者である。

   県内及び近県での医療人材の需要・供給状況の推移を捉え、その上で結果をどう評価するかが重要である。
→以前に比べ、看護師の採用が減ってきている傾向がある。一方、看護系大学が増えており、特に人気のある就職先の競争率は上がっている。

   医療系と福祉系の県内就職率の割合は。
→社会福祉子ども学科では、福祉職の公務員、ソーシャルワーカー、保育士の県内就職率はそれぞれ約50%となっている。保育士の就職には待遇面も大きく影響しているようである。

(2)第2期中期目標期間業務実績見込み報告書(案)の提出について。
   資料に基づき、鈴木副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   主な発言は以下のとおり。

   全ての目標を一律に達成するということではなく、必達目標と努力目標を分けて考えることが重要である。

   研究の中身、教育の中身などのコアな部分の取組をここ何年か進めてきたのではないか。S評価(目標を上回って達成する見込み)について、数値が上回ったものはわかりやすいが、定性的なものも積極的にS評価かどうか検討してみてはどうか。

(3)令和元年度決算について
   資料に基づき、鈴木副局長より説明された。
   案のとおり、理事会に提出することと議決された。

   なお、主な発言は以下のとおり。
   未払い金が1億1,800万円と増えているが、原因は何か。
→主な原因は、令和元年度は平成30年度と比べ大規模工事が多く、3月に完了した工事の支払いが4月になったためである。

(4)教員人事委員会委員の指名(案)について
   資料に基づき、鈴木副局長より説明された。
   経営審議会委員から金子委員及び松田委員を指名した。

   異議なく議決された。

(5)学長選考会議委員の選出について
   資料に基づき、霜田調整幹より説明された。
   経営審議会委員から安藤委員、井橋委員及び河原塚委員を選出した。

   異議なく議決された。


【報告事項】
(1)令和元年度予算の繰越について
   資料に基づき、三吉財務担当部長より報告された。

(2)新型コロナウイルス感染拡大防止のための埼玉県立大学研究活動指針について
   資料に基づき、鈴木研究開発センター長より報告された。

   主な発言は以下のとおり
   県立大学では、新型コロナウイルス感染症対策の方針等について、どのように協議し、決定しているのか。

→全体の方針は、新型コロナ対策会議を毎週開催し、決定している。個別の施策は、研究推進委員会等の各委員会で決定している。

   状況は刻々と変化している。臨機応変に方針を変更するとともに、どの時点で何を決めたかなどは記録しておくとよい。

(3)2020年度科研費の採択状況について
   資料に基づき、鈴木研究開発センター長より報告された。

(4)2019年度卒業生の就職・進学状況について
   資料に基づき、林学生支援センター長より報告された。

   主な発言は以下のとおり。
   県内大学病院での採用減の職種は。
→看護職の採用がストップしていた。

   県内就職率60%の達成には、現状を踏まえ、学科ごとの目標値を設定すべきではないか。
   看護、現場とのつながりがよくなっているため、令和元年度の数値(49.2%)が大きく下がったのには特殊事情もあったのではないか。

(5)新型コロナウイルス感染症対策に関する埼玉県立大学の取組について
   資料に基づき、霜田調整幹より報告された。