埼玉県立大学では、学術研究活動や課外活動で賞を受けるなど、高い評価を受けた学生・団体を毎年表彰しています。平成30年3月13日には、17名の学生が今年度の受賞者として表彰されました。
表彰式の様子
受賞者紹介（学部）
学術研究活動
〇作業療法学科2年
佐藤慎悟さん
（受賞理由）「第26回埼玉県作業療法学会」学生プレゼンテーション賞受賞
〇健康開発学科 検査技術科学専攻4年
山口奈摘美さん
池澤里桜さん
小澤恵理さん
高橋由季さん
我妻朋代さん
（受賞理由）「第12回日本臨床検査学教育学会学術大会」優秀発表賞受賞
「日本臨床検査自動化学会第49回大会」学会誌掲載候補論文推薦
課外活動
〇チーム名 「OT'ASH」(おーてぃーあっしゅ)作業療法学科3年
菊地ほのかさん
小川結さん
近藤智子さん
渋井彩友美さん
髙橋亜希さん
（受賞理由）「第7回学生政策提案フォーラムinさいたま」優秀賞受賞
社会活動
〇社会福祉子ども学科4年
今野晴香さん
（受賞理由）東日本大震災の広域避難者と地域住民が集う「ひだまり広場」の活動に、
4年間継続してボランティアとして貢献
学部受賞者(検査技術科学専攻、社会福祉子ども学科）
学部受賞者(作業療法学科）
受賞者紹介（研究科）
学術研究活動
〇博士前期課程1年
中植竜大さん
（受賞理由）「第12回日本臨床検査学教育学会学術大会」優秀発表賞受賞
〇博士前期課程1年
中島一樹さん
博士前期課程2年
永井謙一さん
（受賞理由）「日本臨床検査自動化学会第49回大会」学会誌掲載候補論文推薦
「第57回日本臨床化学会年次学術集会」トラベルアウォード賞受賞
〇博士後期課程1年
平田恵介さん
（受賞理由）「第25回埼玉県理学療法学会」学会奨励賞受賞
〇博士後期課程3年
村田健児さん
（受賞理由）「第35回関東甲信越ブロック理学療法士学会」奨励賞受賞
「第3回日本運動器理学療法学会学術集会」優秀賞受賞
研究科受賞者
受賞者代表あいさつ
私が4年間関わり続けてきた「ひだまり広場」は、東日本大震災により被災し、埼玉県内に避難・移住された方と、震災以前から埼玉県内にお住まいの方との交流を目的とした場です。
2012年7月に開設され、以来毎月1回の交流会を開催しており、運営は本学学生ボランティア支援サークル「Solations」に所属する学生が担っています。
参加当初は自分が場に馴染むことや、自分の被災経験を話すことで精一杯でした。しかし、学年が上がるにつれ、参加者の個々の立場や発言・交流会全体の空気・今後の会の継続といった運営面を中心に考えている自分に気づきました。その時、あの震災から「前に進むことができている」と思いました。同時に、運営に関して「本当に会を継続すべきなのか」、「継続していけるのか」と悩んだこともありました。しかし、先輩や後輩、参加者の皆様に支えられ、4年間活動し続けることができました。この経験や様々な方とのご縁は、自分の自信にもなりましたし、今後にも活かされるものでもあると思います。
この4年間、自分自身のため、また交流会の参加者のために活動してきましたが、さらに多くの方と、「広域避難者への支援」「被災地外での被災者の支援」を考える機会を頂くことができ、嬉しい限りです。4月からは社会人となり、直接関わることは難しくなりますが、この経験を活かしていきたいと思います。
社会福祉子ども学科4年 今野晴香