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【参】メインイメージ(理事長、学長メッセージ)
 
更新日:2019年04月26日
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教員からのメッセージ

教員からのメッセージ

教員からのメッセージ

20周年を迎えるにあたり、本学を支える教員からのメッセージを紹介します。

テーマ:「埼玉県立大学の未来像ー私たちがめざすものー」


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副学長兼高等教育開発センター長 朝日 雅也 教授(社会福祉子ども学科)

埼玉県立大学は20周年を迎えます。人生に例えるならば成人期のスタートであり、未来に向かってさらに大きく翼を広げる時期でもあります。埼玉県立大学の未来像、それは開学以来培ってきた保健医療福祉の連携と統合の基盤をさらに大きく展開させ、在学生、卒業生、教職員が一丸となって、地域の人々と協力して展開する舞台を創造することだと思います。これまでの20年間は、地域で活躍できる人材の輩出が大きなミッションでした。それは今後も変わりませんが、次の段階では、多様な分野で活躍する卒業生と在学生が協力し合いながら、保健医療福祉分野における斬新かつ実効性のある活動、仕組み、価値を創出していくことを目指したいものです。そこは、教職員はもとより、地域や国の内外を問わない様々な関係機関や団体、地域の人々がそれぞれの持ち味を生かしながら、入り交じり合える「拠り所」であると確信しています。

副学長兼研究開発センター長 鈴木 玲子 教授(看護学科)

私は趣味で茶道の稽古を30年以上続けていますが、今でも学びの日々を過ごしています。私にとっての茶道は、一期一会という言葉に表される「もてなしの心」を培う大切な時間になっています。茶道では時候に合わせて、茶室に飾る掛け軸や花、茶碗やお茶入れ、水差し、お茶を点てる道具、お茶を飲む前に供する和菓子に至るまで、道具のさまざまな組み合わせを考えて客に提供します。これは、客の視点でもてなされたと感じてもらうためであり、本来の「もてなし」の意味でもあります。 保健・医療・福祉分野に携わる人材を多く育てる本学では、クライアントに寄り添い、その人の身になって最適な支援を考え、提供できる能力の育成に力を注いでいます。本学で学ぶ学生や卒業生たちには、クライアント一人一人にとって「もてなされた」と感じてもらえる支援を期待しています。これからもクライアントとの出会いを大切にできる人材を送り出せる大学でいたいと思っています。

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研究科長 金村 尚彦 教授(理学療法学科)

時代と共に変化する社会構造に対しどのように対応するのか、その解決策を探ることができる高度専門職業人、研究者、教育者を排出することが大学院の役割の一つです。人々は、数十年前に開発された知見を基に、それが実社会へ応用されることにより、より便利で豊かな社会を構築してきました。近年は、知見を技術へと応用するスピードが加速的に進んでいると感じます。便利な世の中となっても、個々人のありのままの日常が平穏で生活できると感じられる社会が実現されていなければ、幸福感が高まることはありません。先哲から積み上がられた普遍的な知を基盤とし、さらに専門性を追求することに加えて、専門を超えた異分野との連携による新たな知を創造する事が求められています。本学は、保健医療福祉分野の“総合研究科”として連携を進めてきました。その強みを活かし、グローバルな視点を持ちながら他大学・研究施設や行政、産業界との連携により、健康を科学する大学院として、本研究科が知の創造のプラットホームの拠点となり、埼玉県や国内外へ知を発信できるようにこれからの20年に向けた取り組みを行っていくことが重要であると考えます。

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学部長兼情報センター所長 坂井 博通 教授(健康開発学科)

かつては老眼で「離せば分かる」とか、「肌に針がある60歳」の状態で、「次の肩どうぞ」とマッサージ師に言われた虚弱老人も多かったです。 ところが、現代のおとぎ話は「至る所におじいさんとおばあさんがいました」で始まるようになり、「トシをとってもシニアせん!」の元気な老人が目立ち出しました。「老後入りのTシャツ」を決め込んだ「噛めんライダー」が集合してのバイクツーリングも見かけます。中にはイケイケのおばあさんを<乗せたる爺>もいます。しょっちゅう外国に行くので「じいさんボケ」が激しかったりしますが、芸術感性を磨こうと、「おじいさんはヤマハへ、おばあさんはカワイに行きました」もふつうのことです。 さらに、老人がボランティアとなって「日本各地で役立つ行為が横行する」世の中です。みなさん、さらに20 x n年後、「110の王」になって一緒にまた記念日を祝いましょう。

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学生支援センター長 林 裕栄 教授(看護学科)

これからの10年間は、在学生にとって学生生活や就職支援の満足度をさらに高めること、そして同窓会(本学は入学とともに同窓会に加入することになっています)と大学とのつながりを強化したいと考えています。 清透祭の期間中は、同窓生が集える場として北棟102教室を確保しました。初日には全学ホームカミングデーを午後に企画し、在学中から卒業生とのつながりを感じられるようにしました。これらを定着化したいと考えております。 埼玉県立大学の卒業生は国内外でたくさん活躍しております。卒業後も大学とのネットワークを強化し、各種事業を通して、キャリアアップ等を支援することや、在学生の就職支援につきましても、より一層、卒業生の皆様に参画していただきたいと考えております。 10年後には活性化した同窓会のもとに同窓生と本学との強いつながりができ、お互いに成長しあう姿になっていることを期待しています。

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地域産学連携センター所長 星 文彦 教授(理学療法学科)

地域産学連携センターは、本大学の特徴である保健医療福祉の専門性を活かした社会貢献を目指してきました。20周年を迎え、県民・市民と一緒に大学を育て、地域を育てる社会貢献に飛躍をしなければならないと考えています。育て-育てられの共生地域社会に本大学の存在価値を見いだせるように「おらが町の大学」を目指したいと思います。東京スカイツリーライン・せんげん台駅から大学まで伸びる真っ直ぐな道(くすのき通り)は、せんげん台に住む学生・教員、また大学に通う学生・教員にとって、日常の通りで「おらが町の大学」を象徴するものです。センターは、地域連携と産学連携の2つの連携を基盤にこの20年で少しずつ実績を積み重ねて来ましたが、次の20年に向けて、「地域連携を通した教育」の視点から、社会貢献の一つの在り方を検討すべきことかと考えております。

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保健センター所長 滑川 道人 教授(共通教育科)

本学が創立以来20年間、力を注いできた「多職種連携(InterProfessional Work: IPW)」の理念は広く浸透し、今やチーム医療以外の医療はありえません。逆にいうとIPWはすでにどこでも当たり前のことになりました。そろそろ全学で取り組むべき新しい研究テーマが必要なようです。 人工知能(Artificial Intelligence: AI)の活用により、医療業界はこの10年以内に劇的に変化するでしょう。AIで代替できることには、もはや希望はありません。では逆にAIで代替できないこととは何でしょうか?(1)膨大なデータを「群」として統計処理することで消え去ってしまう「個別性」(個々の特性)への再注目、(2)AIに欠如している「感情」に関すること、そして(3)医療関係者としての「規範意識」(責任の所在)、この3つに今後の研究のヒントが隠されているように思います。特に「感情」に関する研究は、生体機能動態画像の進歩を受けて、今後大きく発展するでしょう。

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学長補佐 伊藤 善典 教授(社会福祉子ども学科)

近年、我が国では、人口減少や国際化が進み、財政状況が厳しさを増す中で、高等教育行政の見直しと大学改革に向けた動きが加速化している。本学は、この20年間、組織も定員も順調に拡大してきたが、次の20年においても発展を続けるためには、このような環境の変化に柔軟に対応していかねばならない。例えば、専門職に対するニーズの変化、ICTやAIの進歩、国際交流の増加、学び直しの機会を求める社会人の増加などを踏まえた教育の質の向上、内容の見直しや高度化に積極的に取り組んでいく必要があろう。県立大学としての本学の存在意義は、教育と研究を通じ地域社会に貢献することである。全国的に見れば、本学は小規模な大学にすぎない。しかし、その特徴を生かしつつ、将来を見据えた改革を躊躇うことなく実施していけば、小粒ながらも未来志向の高度な教育研究を行う大学として、地域社会における地位を揺るぎないものにすることができると思われる。

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高等教育開発センター副センター長 濱口 豊太 教授(作業療法学科)

コーリン・クラークによる古典的な産業分類によれば、私たちは第三次産業として知的資本を糧にして生活しています。大学は高等教育機関として、知的創造物を学生にサービスしてその対価を学費として受けている、言わば知の自由市場です。埼玉県立大学はこの20年間、保健医療福祉の専門知的市場としての役割を果たしてきたことになります。研究は日進月歩で、最先端の知見や技術は瞬く間に世の中に浸透し、消費され、その価値を変えていきます。産業によって開発された先端技術は新しい知見によって毎日書き換えられているからです。そう考えると、新しい知見の学術的価値は日々減衰しているようにも思えますが、これまでに当学で生産されて利用されてきた教材や授業の数々は、当学の多くの卒業生らが広い社会で活躍していることから、その資産的価値が増大しているとも思えます。私たちはこれからも、学生と伴に、めまぐるしく変わりゆく世界に適応しながら、学術的価値を創造し続けます。

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地域産学連携センター副所長 横山 惠子 教授(看護学科)

私は埼玉県立大学の前身である、県立衛生短期大学看護科の第1回生である。私もかれこれ、卒業して40年が経つ。学生には、「私よりも古い先輩はいない」と威張って見せるが、実は正確ではなく、本学は、それ以前の厚生専門学院をはじめとする多くの先輩たちの礎に成り立っている。北浦和にあった衛生短期大学は、越谷市に埼玉県立大学短期大学部として移転、その後、埼玉県立大学として統合された。臨床から大学に赴任したのは、移転時であり、私も大学と同様に、精神看護学教員として20周年を迎えたことになる。埼玉県立大学の未来を語る時、時代の要請に常に応えてきた先輩たちの歴史があることを忘れないでほしい。私が考える大学の未来像は、住民を中心に置いた、保健医療福祉の統合による地域への貢献である。それは、人々の健康を守ることであり、病気や障がいがあっても、誰もが、いきいきと自分の人生を生きられる社会づくりであると思っている。

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共通教育科長 東 宏行 教授

これからの日本では、高等教育の役割が大きく変化する可能性がある。専門職大学が始まり、専門職養成が多様化する。本学が20年間試みてきた大学教育の経験を活かし、持続していくためには、大学で「専門職」養成を持続する意義を真摯に問い直したい。 本学の特徴でもある専門職連携は、「専門職」の名の通り、職業教育のひとつの型である。近未来には、「専門職」や職業の位置づけも変化する。専門性の追求だけでなく、職業人による仕事がどのような意味と役割を担っているのかを問い直し、職業教育の枠組みを大きく変えるような教育が期待される。もしかしたら、専門的総合職や総合的専門職といった両義的な概念が表舞台で躍動するかもしれない。 従って、学生個々の意欲を引き出し、教える側にも気づかないような発想や構想を生み出す力の育成が必要になるだろう。20年の歴史を振り返ると、人々の日常の営みに伴走する教育の可能性の追求は、公立大学の使命であると感じる。人に寄り添い、支え合う社会の実現に寄与できる大学でありたい。

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看護学科長 鈴木 幸子 教授

学生という青い草が枯れそうになれば水をやり、まわりの土を耕し、お日様によく当てて風通しよくすると、自分の力で育って何とか実る。教員の仕事の本質はこういうことだと思う。狭い範疇の(専門的)「知識」「技術」を仕込むことよりも、自分で伸びていく力を信じたい。大学は年齢を超えて新たに学びたい人が集まり、健康と福祉をキーワードにしていろいろな活動ができるところにしたい。うちの大学の良いところは健康行動や社会福祉の学科のお陰で健康や幸せを多面的に考えることができる点にある。「連携と統合」とそれにまつわる葛藤を感覚的にとらえることができる環境は貴重であり、大切にしていきたい。

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理学療法学科長 原 和彦 教授

本学は開学以来、保健医療福祉専門職を養成する大学として、その教育のあり方を探求してきた歴史があります。これまで諸先輩方が目指した倫理観と各々の専門性とそれを生かす専門職連携(IPW・IPE)の姿勢は卒業生に受け継がれています。すでに地域での実践活動や臨床的エビデンス検証につながる研究活動が継続されています。本学の理学療法教育20年を振り返り、未来に求められる理学療法とは何か、臨床力とは何か、答えは一つではありません。近年のAIやICT技術、ロボティクス等のテクノロジーは急速に進展しており、補装具や介護支援機器などの開発の勢いは目覚ましく、医療・福祉分野における大きな変革が進んでいます。このような変化の中にあっても個々の課題解決に求められる包括的な視点と基盤となる人としての成長が時代を支える大きな力になることと思います。

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作業療法学科長 久保田 富夫 教授

作業療法学科はこれまで、498名(2018/10/1)の卒業生を輩出してまいりました。20年にわたり、多くの方々の協力とご支援に支えられ、ここまでこれたことを感謝し、お礼を述べさせていただきたいと思います。作業療法学科に入学してくるほとんどの学生は障害のある方を助けたい、何か役に立ちたい、支援したいと強い意志を伝えてきます。教員はそれらの要望に応えるため日夜、努力をしてまいりました。気が付けば20周年を迎えようとしています。少子高齢化やロボット・AIの急激な進歩、社会をとりまく状況は大きく変化しています。しかし、人が人をみる職業である作業療法士という仕事は、どんなにロボット・AIが人間の仕事に置き換わったとしても必要な仕事であると考えています。私たちは、この機会に再度初心に戻り、謙虚に開学時の理想・理念・精神について再確認することこそ埼玉県立大学の未来にとって必要だと思います。これからも、埼玉県民のみならず、世界で活躍できる作業療法士を育てていきたいと思っています。

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社会福祉子ども学科長 市村 彰英 教授

私がこの大学に来たのは、5期生が入学した2003年でした。早いもので16年目になります。当初3、4年のゼミ生が、バーベキューがしたいと言い出したのがきっかけで、それ以来卒業生と在学生の7月の交流会が恒例になりました。今年で16回目となりました。1~15期の約40名の卒業生と20人の在学生が一堂に会し、楽しく有意義な時間を過ごしました。これからも続けていきたいと思っています。社会人として活躍する卒業生が、在学生の道標になってくれています。また彼らは私の教員として歩んでいく上での支えにもなってくれています。いろいろな実習先を訪れるごとに、彼らは暖かく声をかけてくれます。児童相談所、家庭裁判所などで働く専門職公務員、児童、高齢者、障害者福祉分野の福祉関係機関の専門職、医療機関の相談員、また一般企業で働く会社員など様々です。これからもこの大学で多くの学生が学び、そして頼もしい卒業生となり社会で活躍してくれることを切に願う次第です。

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健康開発学科長 延原 弘章 教授

本学の建物は有名な建築家による設計で、建築の専門家からは高い評価を得ているそうです。また、外観は非常にカッコよく、テレビドラマなどの撮影にもしばしば利用されています。しかし、日常利用している教職員や学生からは、迷路のようで分かりにくい、雨の日の移動が大変、夏暑く冬寒い、雨漏りがあちらこちらで見られるなど、不満の声もあがっています。外から見ているだけでは、その中の様子というのは分からないものです。それでは本学から生み出される教育研究の成果は、埼玉県立大学という名前で世間が抱くイメージに見合ったものとなっているでしょうか。健康開発学科には3つの専攻があり、方法は異なるものの、いずれもより高いレベルの健康の実現に向けて取り組んでいます。20周年(本学科は13周年ですが)をひとつの契機としてこれまでを振り返り、さらに将来に向けて、皆さまの期待に応えられるよう努力していきたいと考えています。

 

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