埼玉県立大学は開学以来、専門領域を超えて連携し、利用者ニーズに応えられる人材づくりに取り組んでまいりました。
地域包括ケアシステム等で改めて専門職連携の必要性が強く認識され、専門研修へのニーズが高まってきたことを受け、2014年度に現場で働く方々を対象に専門職連携を学ぶ講座を開設いたしました。毎年講座のブラッシュアップを行い、2022年度には従来からの「専門職連携を推進するリーダー育成を目的とするIPW総合課程」、「多職種連携のためのチームワークの基礎を学ぶ多職種連携基礎研修」に加え、第3の研修として「望ましい合意形成のサポートスキルを学ぶファシリテータ研修」を開講しました。
そして、2023年度からは受講者ニーズを踏まえ、体系も新たに5つの講座を「専門職連携を学ぶ講座」として開講します。また、従来のIPW総合課程と同様に、文部科学省が定める「履修証明プログラム」として履修証明書を発行します。
本学が開学以来、全国に先駆けて取り組んできたIPWのためのIPE(専門職連携教育)、そのノウハウを皆さんにお伝えします。 医療・保健・福祉の現場で働く皆さんの御参加をお待ちしています。