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現代社会の多様な福祉課題に挑む
社会福祉学は、すべての人々が尊重され、そしてよりよい暮らしを実現するために、個人・集団・社会に働きかけるための理論と方法を探求する学問領域です。当専攻では、学生の主体的な学びを促し、また実践的な知識が得られるような教育環境を整えています。また福祉サービスの利用者との直接的な関わり合いを重視し、年次ごとに多様な実習教育を用意しており、問題発見力や課題解決力も磨いていきます。これらを通じて、自らの専門性を発揮しながら多職種と協働できる実力あるソーシャルワーカーや、福祉の知識を活かしながら多分野の媒体となって社会に貢献できる人材の育成を目指します。卒業生には様々な活躍の場があります。これまで、家庭裁判所や児童相談所などの子ども家庭支援分野、子ども・高齢者や障害者の相談支援・生活支援分野、国・都道府県・市町村の行政分野、一般病院や精神科病院などの医療福祉・精神保健福祉分野、社会福祉協議会やNPO法人などの地域福祉分野、そして製薬・医療機器・住宅・美容・教育などの企業に就職しており、それぞれの分野において本学で学んだ力を発揮しています。
社会福祉の基礎を学んだ後に、それぞれの関心に合わせて履修モデルを主体的に選択します。 また、3・4年で履修する「社会福祉専門演習」や「卒業研究」、4年間を通じて専門職連携を学ぶ「保健医療福祉科目」を通じて、社会福祉の専門性とともに他分野と協働して実践を行う力を獲得します。
カリキュラム概要
カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー
子どもの未来を創造するスペシャリスト
現代の日本では、少子高齢化の進展に伴い、子どもをとりまく環境が大きく変化してきています。保育者も、さまざまな問題や困難を持つ子どもや家庭の個別性の高い課題に直面することがこれまで以上に多くなってきました。こうした状況のなかで子どもの発達を確実に保障していくためには、教育学・保育学の知識や技能だけでなく、子どもに関わる福祉職・福祉機関との連携を実践するための知識や技能を習得しておくことが必要になってきています。さらに、個々の子どもが抱える課題を解決に導くだけではなく、地域社会そのものの課題を把握し、望ましい子どもの成育環境を新たに創造していくことも、保育者に求められてきています。福祉子ども学専攻では、こうした変化の激しい時代にあって、子ども支援の中核を担う人材を育てます。そのために、社会福祉の基盤科目に加え、幼稚園教諭と保育士に必要な科目を配置しています。また、教育・保育実習を通して実践力を身につけます。これらの学びを通して、社会福祉の素養のある子ども支援のスペシャリスト育成を目指します。
福祉子ども学専攻のカリキュラムの特徴は、福祉の知識をベースとしているところです。1年次には専門科目だけでなく専門基礎科目等で保健医療福祉に関する幅広い知識を習得し、さまざまな子どもの問題に多角的にアプローチするための基礎を培います。2年次からは幼稚園教諭・保育士に必要な実践的な科目が始まります。保育室を模した教室で実践的に保育技術を磨き、実習も体験します。3年次には専門を深めながら自分の関心を焦点化させ、4年次には自分のテーマに沿ったゼミに所属し卒業論文に取り組みます。
福祉子ども学専攻について
現実社会と人々との接点に働きかける支援者を目指そう
社会福祉子ども学科 学科長 河村 ちひろ 教授
現代社会に生きる私たちの日常は、個人に起きる病気・老い・事故などの他に、自然災害や感染症パンデミックがもたらす社会経済の急激な変化などにも大きく影響を受けます。そこでは個人・家族の力だけでは解決困難な課題に直面することも稀ではありません。また、多様性を重んじ共に生きる社会をめざそうと言われつつある昨今ですが、人々の理解が進まないなかで様々な生きづらさを抱える人が少なくない現実があります。社会福祉子ども学科は、人々の相談に応じ、社会保障・社会福祉等のしくみを活用した日常生活・社会生活上の支援を行い、さらには既存の社会制度による対応が困難な問題であっても、当事者と共にその目線に即した課題解決の方法を創造できる、そんな専門職の育成を目指しています。
教員紹介一覧へ
82.0%(全国新卒合格率53.0%)
100%(全国新卒合格率82.1%)
・在学生メッセージはこちら ・卒業生メッセージはこちら (リンク先:埼玉県立大学受験生応援サイト SPU NAVI)
2020/11/26
刑事事件マガジンに相良翔助教のコメントが掲載されました
2020/10/06
社会福祉子ども学科 社会福祉学専攻の相良翔助教が日本犯罪社会学会奨励賞を受賞しました
2020/06/24
社会福祉子ども学科 社会福祉学専攻の相良翔助教が日本社会病理学会の研究奨励賞を受賞しました