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施設アート

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キャンパスに点在するアートを設置した狙い

本学施設内には、招待作家6名の作品と「彩の国さいたま彫刻バラエティ‘97」の大賞作品が、本学の建設に併せて設置されています。これは、建設当時のアート計画によるもので、美術館のような芸術作品の展示を目的とするものではなく、大学の環境を豊かにすることを第一義として、主役はアートではなく大学の使用者たちである、アートは各々の個性を発揮すると同時に静寂・落ち着き・賑わいといった各場所の特性をより盛り上げるものである、との考え方に基づき進められました。

詳細

1Spectrum 12

Spectrum 12の画像1

Spectrum 12の画像2

チャールズ・ロス(Charles Ross) 作

トップライト下部やガラス壁面に組み込んだ合計12基のプリズムを太陽光が透過し、床や壁面にスペクトル(虹)が現われます。光が織り成すこのアートワークは、季節や時間による太陽の動きに伴なって移動し、形を変えます。自然界の現象を空間へ取り込むことで変化し続ける幻想的な空間が創り出されています。光(虹)の持つヒーリング効果(癒し)が人々を優しく柔らかく包み込み、穏やかな環境と安らかな心を育てます。
《学生会館1階》

2Changing Self / Changing Time

Changing Self / Changing Timeの画像1

Changing Self / Changing Timeの画像2

宮島達男(Miyajima Tatsuo) 作

鏡の壁が通り過ぎる人々を移し込み、同時に埋め込まれた赤と青のLEDカウンターがランダムに数字を刻み続けます。人々は刻々と変化してゆく「時」と自分の姿を同時に見ることになります。人が直接作品の中に入り込むことでアートや生と死への問題を提起しています。「時間」と「いのち」を象徴する大きなコミュニケーション世界を「赤と青」の空間で形成し、人々に強いメッセージを投げかけます。
《南棟1階2箇所》

3正方形そして変容

正方形そして変容の画像1

正方形そして変容の画像2

方 振寧(Fang Zenning) 作

人間にとって大切な前衛姿勢と共調。「秩序→混沌→新たな秩序」という物事の普遍的なリズムをコンセプトに持つこの作品は、既存システムからこの大学において新たなものが生まれるプロセスを象徴し、前衛的な形態が学生の集まる食堂空間に活気を与えています。照明で輪郭が柔らぎ、浮かぶように空間へと溶け込んでいます。
《本部棟食堂カウンター横》

4共生

共生の画像1

共生の画像2

望月菊磨(Mochizuki Kikuma) 作

2本の樹木は自然界の象徴、無数に広がる金属の棒は人とその営為を表しています。人が自然界に対して謙虚であるべき共生の姿を、“実る程頭を垂れる稲穂”で表現しています。
《情報センター中庭》

5共生

共生の画像1

共生の画像2

舟橋全二(Funabashi Zenji) 作

建築空間に所々現れる、計9体の人間アートサイン。2つの人体の組み合わせによる図柄デザインは人と人との協力しあう社会を意味しており、構内の学生達に進む道を示し与える指標となっています。力強くポジティブなフォルムは広大な建築スケールと人間を結ぶ役割を担い、有機的な要素としてヒューマンな印象を環境の中に与えます。のびやかな作品の存在が、空間のアクセントになっています。
《建物1階外壁9箇所》

6光の間(ひかりのあわひ)

光の間(ひかりのあわひ)の画像1

光の間(ひかりのあわひ)の画像2

秋岡美帆(Akioka Miho) 作

光の間に覗く木々の姿、揺らぎ、それを取り巻く風景を捉えた写真をベースに自動的な描写工程をとった作品です。ラウンジ壁面に突然現れた窓のようにその情景からは「光の色や風」が感じられ、光の溢れる優しい空気がラウンジで憩う学生達を包み込んで自然に心を癒し和ませます。また学生の集う賑わいの場に「安らぎ」の演出として、人と自然に思いを巡らせる静かな対話をもたらしています。
《北棟2階ラウンジ2箇所》

7昇地

昇地の画像1

昇地の画像2

鎌塚昌代司(Kamazuka Masayoshi) 作

彩の国さいたまバラエティ’97大賞作品

人が生活を営む基盤である地面(足元)を芝としています。その芝をステンレスの鏡面効果を使い浮き上がらせてみせることやスロープを通る時の視覚的変化などで、高次元な心を目指す人々への賛美として、また、それぞれの精神的居場所を発見・自覚をしましょうという現代社会への提案を表現したものです。
《大学入口スロープ隣》