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【参】メインイメージ(教員紹介)
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教員DB:詳細

国分 貴徳

Takanori KOKUBUN

201180

氏名 国分 貴徳
Takanori KOKUBUN
学科・研究科 理学療法学科/大学院研究科
職名 准教授
学位 博士 (医学) / Ph.D.
専門分野 基礎理学療法学・運動器理学療法学・生体力学
E-mail kokubun-takanori “at” spu.ac.jp
※“at”を@に置き換えて下さい。

専門分野

・基礎理学療法学 (Fundamental Science in Physical Therapy)
・運動器理学療法学 (Orthopaedic Physical Therapy)
・生体力学(Biomechanics)

研究テーマ

1. 運動器損傷の自己治癒に対する理学療法効果に関する研究
 (Physical therapy effect of the musculoskeletal injury on self-healing)
2. 運動器疾患の発症メカニズムに関する研究
 (Onset mechanism of musculoskeletal disorders in physical therapy)
3. ヒトの姿勢と歩行の制御に関するバイオメカニクス研究
 (Biomechanics in postural control and gait)

教育分野(担当科目)

担当科目:運動学入門、身体構造運動学、運動学実習、機能診断学、運動学的臨床推論演習
 
 運動学、機能解剖学、運動器領域の理学療法に関する科目を担当しています。講義ではタブレットとアプリを使用しながら、人体の構造と運動の関係、運動器疾患のメカニズムについて説明しています。また、講義を録画し学内のe-learningシステムにて配信し、いつでも復習ができる環境を整えています。

自己PR

 臨床経験をベースに、理学療法の根幹となる基礎的知見を得るための研究を行っています。研究手法としては、動物を使用した基礎研究とヒトを対象としたバイオメカニクス研究を行い、それぞれのStrong Pointから、運動器傷害の発症メカニズムと理学療法効果、ヒトの動きのメカニズム解明に挑んでいます。

受験者へのメッセージ

 理学療法士は、他のどんな仕事でも味わえない楽しさと、難しさと、やりがいを感じられる仕事だと思います。ですが、まだまだ未解明なことも多く、発展途上の領域でもあります。一緒にその謎に挑み、世界を相手に活躍しましょう!

最近の研究内容

外来整形外科での臨床経験をベースに、運動器傷害の発症メカニズムと損傷組織の自己治癒に関する理学療法効果についての研究と、ヒトの姿勢・歩行制御に関するバイオメカニクス研究を行っています。具体的なテーマについては以下になります。

1. 損傷ACLの自己治癒に関するメカノトランスダクション機構の解明
2. 筋腱骨接合部(Enthesis;エンテーシス)部における傷害発生メカニズムの解明
3. 歩行における股関節周囲のバイオメカニクスと筋活動の関係
4. 立位姿勢の制御機構とその簡易的評価方法の確立

※1・2については動物を使用した基礎的解析手法(組織学・分子生物学等)を、3・4については人を対象とした運動学的・運動力学的解析手法(三次元動作解析・表面筋電図・超音波診断装置等)を活用して研究を行っています。