氏名 |
押野 修司 Shuji OSHINO |
学科・研究科 |
作業療法学科
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職名 |
准教授
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学位 |
修士 (リハビリテーション) / MS
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専門分野 |
発達期作業療法学
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E-mail |
oshino-shuji “at” spu.ac.jp
※“at”を@に置き換えて下さい。 |
専門分野
・発達期作業療法学(Occupational Therapy for preschool Children)
研究テーマ
1. 作業療法における3Dプリンタの活用と可能性に関する研究
(Utilization and potential of 3D printer in occupational therapy)
2. 作業療法士養成教育のプログラム開発に関する研究
(Research on Curriculum Development in Occupational Therapy Education)
3. 動物介在による作業療法プログラム開発に関する研究
(Research on Developing an Animal-Assisted Occupational Therapy Program)
教育分野(担当科目)
担当科目:発達期作業療法学実習、発達期作業療法学特論
【概要・工夫など】
子どもの作業療法に関する授業では、公立保育所での見学実習を通して定型発達児の日常生活を観察するほか、児童発達支援事業所に通うお子さんとの関わりを通じて、遊びや発達検査を実践的に学びます。また、臨床で活躍する専門職者による事例紹介を通じて、評価から治療に至るプロセスへの理解を深めます。
自己PR
教育では、資料や情報を提示する際に、できるだけ画像や動画を用いるよう心がけています。さらに、施設への訪問や、当事者・臨床家の方々をお招きするなど、学生が実際に体験したり触れたりできる機会を積極的に取り入れています。
研究では、近年、3Dプリンターの臨床応用に関する研究に取り組んでおり、その成果を教育内容に反映できるよう努めています。
受験者へのメッセージ
この職業を選んだご自身の思いや人とのつながりを大切にして、個人的な力と協調性の力を、あらゆる機会を通じて、しっかりと身につけてください。そして、社会から求められる作業療法士になっていただきたいと思います。
最近の研究内容
研究結果が教育内容に反映できるようにとの観点から、いくつかの研究を行っています。具体的なテーマや内容については以下の通りです。
1. 学生にとっての3Dプリンタを用いた自助具開発ゼミナールの意義
3Dプリンタを用いた自助具開発ゼミを通じて、学生の学びと困難を、卒業論文および修了生へのインタビューから検討した。学生は製作技術や試作・評価を学ぶ一方で、対象者の困りごとの把握に難しさを感じていた。
2. 介護老人福祉施設における高齢者と伴侶動物(犬・猫)の共生を支える動物への支援方法
― 質的データ分析手法SCATを用いた検討 ―
介護老人福祉施設における高齢者と犬・猫の共生を支える支援方法を明らかにするため、ケアスタッフ4名への半構造化インタビューを実施し、SCATで質的分析を行った。共生には集団性の利点があり、役割の継続や心的苦痛の緩和に寄与する一方、動物の特性や認知症高齢者との関係構築に課題が見られた。
3. 埼玉県立大学におけるアントレプレナーシップ教育の醸成に向けて
~保健医療福祉におけるアントレプレナーシップ教育の教育効果~
保健医療福祉分野でアントレプレナーシップ教育の導入を図り、当大学5学科と他大学研究者と連携して実施した複数のプロジェクトの効果を検証した。結果は2025年度、日本作業療法学会にて報告予定。
研究業績(外部サイト)
2022-2023研究・地域活動シーズ
2023年度教育研究等業績
2022年度教育研究等業績
2021年度教育研究等業績
2020年度教育研究等業績
2019年度教育研究等業績
2018年度教育研究等業績
平成29年度教育研究等業績
平成28年度教育研究等業績
平成27年度教育研究等業績