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【参】メインイメージ(教員紹介)
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教員DB:詳細

小林 憲生

Norio KOBAYASHI

901170

氏名 小林 憲生
Norio KOBAYASHI
学科・研究科 共通教育科
職名 教授
学位 博士 (理学) / Ph. D.
専門分野 昆虫学・ 進化生物学
E-mail kobayashi-norio “at” spu.ac.jp
※“at”を@に置き換えて下さい。

専門分野

・昆虫学 (Entomology)
・進化生物学 (Evolutionary Biology)

研究テーマ

1. 日本列島の形成と日本産海浜性甲虫の起源
・(Origin of Japanese supralittoral beetles effected by the formation of the Sea of Japan)
2. 防潮堤建設が及ぼす海浜性甲虫の種構成の変化
・(Changes of supralittoral beetle’s composition caused by the seawall construction)

 

教育分野(担当科目)

生物学  自然科学実験(分担:生物分野)  埼玉研究(分担)  生命の意味 
人間の探求  生物学実験  教養ゼミナール  スタートアップセミナー
幼児と環境  遺伝子・染色体実習(分担)  分子細胞生物学(分担)

 

自己PR

無脊椎動物の分類の研究室を出ました。縁あって保健医療福祉分野に就職しましたが、引き続き昆虫の多様性の研究を行っています。

受験者へのメッセージ

入学後、保健医療福祉分野に疲れたときがあったら、気分転換に研究室にお越しください。

最近の研究内容

1. 日本列島の形成と日本産海浜性甲虫の起源
日本列島に棲息する生物が、いつ、どのようにして日本に定着したのか?について研究しています。特に、幾つかの海浜性昆虫に対して、生態・形態比較分析や遺伝子解析を用いて、「日本海側に生息する種(あるいは集団)は、同じ日本であっても太平洋側に棲息する種(或いは集団)よりも大陸の種(或いは集団)により近縁である」という可能性について検証を行っています。

2. 防潮堤建設が及ぼす海浜性甲虫の種構成及び資源利用の変化
海浜性昆虫は、海中でも内陸でも生活できない昆虫です。これらの昆虫は、海浜にのみ棲息し、打ちあがった動植物を餌資源として分解することで、栄養を海に戻す役割の一部を担っていると考えられます。2011年に東日本大震災が有り、その後、東北地方には高い防潮堤が建設されていきましたが、この防潮堤は、海浜性昆虫の生息環境を破壊、或いは分断し、生存を脅かす可能性が有ります。この海浜性昆虫の将来の動態を知るため、主に東北地方の海浜で昆虫相調査を行っています。

 

研究業績(外部サイト)


2022年度教育研究等業績
2021年度教育研究等業績
2020年度教育研究等業績
2019年度教育研究等業績
2018年度教育研究等業績
平成29年度教育研究等業績
平成28年度教育研究等業績
平成27年度教育研究等業績