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【参】メインイメージ(博士後期課程)
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更新日:2018年04月06日
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在校生メッセージ

在校生メッセージ

博士後期課程 1年 小林 章の画像

博士後期課程 1年(取材当時)
小林 章

ケガなどで活動を断念するピアニストが減るように。
日本の音楽文化を支えられる研究者になりたい。

小林 章の画像2

埼玉県立大学の大学院で学んで、よかったと思うことはなんですか。

私は今、ピアニストの打鍵動作解析を行っています。ピアノ演奏はヒトの目で見ただけでは分からないほど高速で、また、高度に組織化された繊細な運動です。そのため、ピアノ演奏を分析するには、高精度な動作解析装置が必要です。埼玉県立大学の動作解析設備は国内外を見ても他に類を見ないほど整っており、この充実した研究設備が受験の決め手でした。また、こちらの大学院には仕事をしながら研究を行う学生が多いのですが、指導教員だけでなく、助教の先生も昼夜を問わず指導してくれるので、安心して研究活動に専念することができます。臨床における相談にも快くのっていただけるので、いろいろな面で成長することができると思います。

小林 章の画像3

現在どのような研究をしていますか。

三次元動作解析装置や筋電図計を用いて、ピアノ演奏の運動特性を調べています。三次元動作解析装置とは、反射マーカと赤外線カメラを使って、演奏時の手や腕の関節角度などを計測するものです。また筋電図計により演奏時にどの筋がどの位の強さで活動しているかを調べます。これらの計測機器を使って得られたデータから、ピアノ演奏時の運動特性を明らかにしていきます。ピアニストはケガや障害を負うことが多く、活動を断念しなければならない人も少なくありません。そのため、演奏の特徴からケガや障害の原因と関連性を明らかにし、研究で得られた結果を用いて、音楽家に対するリハビリテーションへ応用できればと考えています。

小林 章の画像4

これからもっと学びを深めたいことや、現在、興味のある研究分野を教えてください。

ヒトの運動について、さらに理解を深めたいですね。ヒトの運動特性を理解すれば、音楽家に対するリハビリテーションだけでなく、腰や膝に痛みを抱えた方へも広く応用できるからです。また、これからはピアノ以外の楽器についても動作解析を行い、さまざまな楽器の演奏家のリハビリテーション手法を確立したいと思っています。音楽家の動作解析は、理学療法領域ではまだまだ小さな研究領域です。しかし将来的には医療や工学領域の人たちと共同研究を行って、ケガや障害で演奏家への道を断念する音楽家の方々を少しでも減らし、音楽文化を支えられるような研究者および理学療法士になりたいと考えています。

小林さんのある1週間の授業スケジュール
1限
9:00~10:30
      理学療法症候障害演習(1)    
2限
10:40~12:10
  理学療法症候障害論(1)      
3限
13:00~14:30
  健康長寿論(1)       IPWシステム開発論(1)
4限
14:40~16:10
社会的排除とソーシャルワーク(1) 長寿健康福祉論(1)        
5限
16:20~17:50
           
6限
18:00~19:30
精神保健支援論(1)