健康開発学科
検査技術科学専攻 4年(取材当時)
上條 里恵
病気の早期発見に貢献する臨床検査技師を目指し、チーム医療のあり方をリアルに学ぶ
埼玉県立大学を志望した理由を教えてください。
私は将来、病院で臨床検査技師として働きたいと思っています。そもそもこういう職種があると知ったのは、高校生のときです。祖父が体調を崩して病院に入院し、検査を受けたのですが、そのとき、思ってもみなかった病気が発覚しました。早期発見だったため、祖父は命を取り止めました。そのときから、病気の診断や治療に貢献する臨床検査技師という仕事に憧れるようになりました。この学校を選んだのは、看護学科や理学療法学科など、他学科と連携しながら学べる仕組みが整っているためです。チーム医療の理解が深まり、将来、就職したときにも役立つのではと思いました。
現在、埼玉県立大学でどのようなことを学んでいますか。おもしろかった研究や印象的な授業は?
もっとも印象に残っているのは、3年次に行った生理機能検査学実習です。心電図や脳波の測定、肺機能検査や超音波検査(エコー検査)などの、人と直接接する検査の実習を、先生の指導のもと学生同士で行いました。検査を進めていく上での知識や注意事項を学ぶだけではなく、どのような対応をすれば安心して検査を受けられるか、といった患者側の気持ちを考えることにも繋がりました。
その後、3年次の後期に3ヶ月間、病院実習を行ったのですが、やはり学校で学ぶことと現場での実務は、緊張感が違うということを実感しました。気持ちが引き締まり、もっと頑張らなくちゃと気合を入れ直す良いきっかけになりました。
後輩への応援や受験のアドバイスをお願いします。
私は高校生だったとき、文系コースを選択していたので、生物や化学を正直それほど勉強していなかったんです。しかし大学で学ぶ臨床検査の専門科目は生物や化学を知らないと理解できないものが多くあります。そこで大学受験が終わったあと、友人に生物や化学の教科書を借りて一通り総ざらいしました。これが入学後にとても役立ちました。
また、臨床検査技師になるためには、生物や化学以外にも多くの知識や技術が必要です。そのため、大学での講義や実習の中には苦労するものもありました。しかし、友人との協力や先生方のサポート、サークルでの活動などで、勉強面でも生活面でもとても充実した大学生活を送ることができています。自分次第でどんな苦労も乗り越えられます。勉強は大変だと思いますが、あきらめずに頑張ってください!