本文へスキップします。

【参】メインイメージ(健康開発学科)
メインイメージ
H1

卒業生メッセージ

卒業生メッセージ

土居 なつみさんの画像

平成24年 健康開発学科健康行動科学専攻卒業
埼玉県 県民生活部国際課勤務
一般行政
土居 なつみさん

健康について幅広く学ぶことができたことで、専門の枠に捉われない様々な就職先を考えることができました。

土居 なつみの画像2

埼玉県立大学で、どのようなことを学びましたか。

1~2年生の時は、他学科と共に必修の専門基礎科目を中心に授業を受ける一方で、3年生になると必修が減って選択科目中心に授業を受けました。3年生以降、他学科が専門職になるための授業を受けているのに対し、スポーツや学校保健、栄養など自分の興味や関心にあわせて自由に授業を選択できることが、この健康行動科学専攻の特徴だと思います。
その中でも、「健康行動科学臨地実習」がとても印象に残っています。地域住民にご協力いただき、住民の健康実態を調査し、課題解決に向けたプログラムを考え実施するものです。
その他、情報発信の技術を学ぶ授業、生命倫理について考える授業も印象に残っています。前者では、商品のパッケージやポスターを考えたり、動画の制作などを行って、とても楽しかったです。後者では、代理母出産や死生観など、授業の度に多くのことを知り、そのことについて学生同士で真剣に議論していました。

学生生活全般を振り返って、よかった思い出・印象深い出来事は何ですか。

健康行動科学専攻の同期で同じポロシャツを作って、スポーツフェスティバルに出場しました。
朝から夕方まで同期と一緒に全力でスポーツをしたり応援したりして、とても楽しかったです。
また、先生との距離が近く、空き時間に先生の研究室でお茶を飲みながら、授業のことを聞いたり、進路について相談したりしたことは今でも良い思い出です。

現在どのような仕事をされていますか。
現在の仕事の魅力、やりがいを教えてください。

現在は埼玉県県民生活部国際課に配属され、主に世界を舞台に活躍できる人材を育成するために、留学支援や国際交流の推進に携わっています。
埼玉県では、3~4年周期で様々な部署に異動になるため、県行政の多岐に渡る分野に携わることができ、それがこの仕事の一番の魅力だと思います。実際に、私は以前の部署で税金関係の仕事に従事していました。
また、健康は個人の遺伝や生活習慣のほかに、水や空気、居住環境、教育など社会のあらゆる要因に影響されています。つまり、医療・保健・福祉分野以外の行政サービスも、健康に大きく関わっているといえます。一見、健康と直接関わりがあるように見えない分野からでも、あらゆる面から地域や社会全体を健康にする事業に取り組むことが私の目標です。
今後、どのような仕事に携われるかは分かりませんが、与えられた仕事を全うし、いつか埼玉県全体を健康にできるような仕事に携わりたいです。

土居 なつみの画像3

土居 なつみの画像4

後輩への応援やアドバイスをお願いします。

私が健康行動科学専攻を選んで良かったと思うことは2点あります。
1点目は、健康について幅広く学ぶことができたことで、専門の枠に捉われない様々な就職先を考えることができたことです。
2点目は、興味や関心の異なる個性豊かな友人に出会えたことです。同期は、現在様々な分野に就職しています。自分とは異なる業界の話を聞くことができ、良い刺激を受けていると感じます。
健康分野に関心のある受験生の皆さん、ぜひ健康行動科学専攻で充実した大学生活を送ってください。


※掲載内容は在学時、取材当時のもので、現在の状況とは異なる場合がございます。 現在のカリキュラムについては、健康行動科学専攻の専攻ポリシー、カリキュラム概要をご確認ください。