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カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー

カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー

作業療法学科のカリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)とディプロマポリシー(学位授与の方針)をご覧いただけます。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

   本学科では、本学の学位授与方針に基づいた目標を達成するために必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を開講します。また、科目を科目間の関連や科目内容の難易度を表現する番号(ナンバリング)にて標示し、教育課程の構造を体系図(カリキュラム・マップ)としてわかりやすく明示します。

1:科目編成の指針
1)作業療法の実践に必要な豊かな人間性と倫理性などの基盤となる資質や能力を身につけるための科目を、各年次の「共通科目」「専門科目」に広く配置します。
2)作業療法の思考・知識・技術・態度を段階的に身につけるために、1~2年次に主に講義や演習形式の基礎的な科目配置し、3~4年次に実践的な科目、専門性の高い科目、作業療法の研究に関連する科目、進路に考慮した発展的・応用的な科目を演習や実習形式で配置します。
3)様々な環境、文化的背景やライフステージを踏まえて人々の地域生活を考える機会を複数の科目に含めて各年次に配置します。
4)実践的な科目や難易度の高い科目を履修するための条件として、その基礎となる科目を「先修条件」にすることがあります。

2:教育方法の指針

1)能動的な学修の充実を図るために、外部協力者との意見交換、事前事後の学修課題の実施、少人数のグループ活動、他学科学生や他大学学生とのグループ活動などの機会を設けます。
2)主体的な学修を促すための動画やe-learningの教材を開発していきます。また、ディプロマポリシーを基にした毎年の学修成果の省察を促していきます。

3:教育評価の指針

1)学修成果を具体的に把握・評価するために、ルーブリック、テスト(記述試験、口頭試問試験、客観的臨床能力試験)のような直接的な方法や、学修行動の観察や面接のような間接的な方法を用います。
2)質の高い教育に取り組むために、作業療法学科の教員は、連携して学修の状況や成果を毎週行われる作業療法学専門科目担当者会で共有し検討します。

学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

   本学保健医療福祉学部作業療法学科は、人々の健康と生活を統合的に支え共生社会に貢献できる人材(社会参加者、市民、作業療法士国家資格者、研究者)を育成するために、所定の課程を修め、単位取得等の条件を充たしたうえで、次のような目標を達成した者に学位を授与します。

1.高い倫理観を身につけていること
  人々の健康や社会参加を促進するために、対象者の価値観を重視した作業療法の目標を設定できる。
2.人々の生活上の行為を理解する能力を身につけていること
  幅広い視野と客観的かつ批判的な思考(critical thinking)を通し、人-生活行為-環境の関係を解釈できる。
3.人々の生活上の行為の改善、維持、向上に働きかける力を身につけていること
  人々の生活上の行為の課題について、関係する人々と連携を図りながら、作業療法の専門的な知識と技術を活かし、創造的に解決できる。