2026年度以前入学生
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
本学保健医療福祉学部理学療法学科は、人々の健康と生活を統合的に支え共生社会に貢献できる人材(社会参加者、市民、理学療法士国家資格者、研究者)を育成するために、所定の課程を修め、単位取得等の条件を充たしたうえで、次のような目標を達成した者に学位を授与します。
1.理学療法士国家資格に準拠する専門的知識と技術を有していること。
2.理学療法士としての志向性を忘れず、対象者主体の理念に基づく、自己評価とリフレクション、そして自己啓発(生涯学習)に努めることができること。
3.理学療法学とそれに関連する領域の知識を統合・解釈して、対象者の生活を重視した最適な治療計画を策定する能力を備えていること。
4.臨床において多様な課題を発見・抽出・分析し解決できる高い問題解決能力と関連専門職種との連携・協働力を備えていること。
5.保健医療福祉分野および理学療法学の専門的領域における研究の意義を理解し、倫理観と批判的思考および科学的論理性を持って、課題解決に向けた研究等に取り組めること。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
本学科では、本学の学位授与方針に基づいた学科学位授与方針にて掲げる目標を達成するために必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を開講します。また、科目を学修の段階や順序等を表す番号(ナンバリング)にて標示し、教育課程の構造を体系図(カリキュラム・マップ)としてわかりやすく明示します。
1:科目編成の指針
1)理学療法学の基盤となる人体構造、精神・心理、疾患・障害について円滑に理解できるよう1・2・3年次に順次性を持って「専門基盤科目」を配置します。
2)理学療法士への高い志向性と動機付け、社会貢献意欲を持って学修できるよう「理学療法専門科目」の基礎的科目を初年次に配置します。
3)理学療法士国家資格に準拠した理学療法の専門を効率的に学修できるよう理学療法専門科目を「理学療法基礎科目」・「理学療法評価学科目」・「理学療法治療学科目」・「地域理学療法学科目」・「理学療法総合科目」・「臨床教育実習科目」に分類して、年次進行に合わせて段階的に必修科目として配置します。
4)理学療法学のより専門領域に精通した知識・技術の修得および科学的論理性の修得を目的として「理学療法応用技術学科目」および「理学療法専門コース科目」を学生の主体的学習意欲に合わせて選択できる科目として配置します。
2:教育方法の指針
1)理学療法士国家資格および卒後の理学療法実践能力の修得に向けて、専門的知識・技術を効率的に学修できるよう講義、演習、実習の授業形態を適切に組み合わせて設定します。
2)論理的思考、批判的思考を持って他者と協働した課題解決能力を育成するために、小グループによる課題基盤型学習形態を提供します。
3)理学療法技術を修得するために、理学療法の実技実践ができる臨床教育実習環境、および学生同士がお互いに実技実習できるグループ自習環境を提供します。
4)学生が能動的、主体的に学習テーマや学習内容を選択して、より専門的知識を深化させることができるよう多くの選択科目を設定します。
5)卒業研究等によって自らの学習成果を表現できる機会を提供するとともに、学生自身が決めた目標に向かって学習ができているか振り返りを行います。
3:教育評価の指針
1)科目の到達目標の達成度は、各科目の授業特性に合わせて、試験(筆記、口頭試問、実技)、レポート、授業への取組状況等によって評価します。
2)各年次の学修状況について、定期的な面談を行うことで学修を支援します。
3)理学療法実践に関する学修成果は臨床教育実習によって、研究実践に関する学修成果は卒業研究によって、医療人としての学修成果はIPW実習によってそれぞれ4年間の学修成果を総合的に評価します。
2027年度以降入学生
教育目標
- 高い倫理観と豊かな人間性をもち、対象者の尊厳を尊重する理学療法を実践するために、人間の多様性と個人の価値観・生活背景を深く理解する力を育成する。
- 科学的根拠に基づいた理学療法を実践するために、幅広い情報を多角的に分析する力を養い、常に最新の知識と技術を探求し続ける力を育成する。
- 保健・医療・福祉領域の多様なニーズに応えるために、理学療法に関する幅広い知識と高度な技術を修得し、根拠に基づく実践力および多職種と連携する力を育成する。
- 国際社会および地域社会に貢献するために、保健・医療・福祉の幅広い専門知識を身につけ多様な人々と協働する力を育成する。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
本学の学則に定めた所定の単位を修得し、教育目標に到達したと判断できる者に学士(理学療法学)の学位を授与します。具体的には、以下の点について、講義や演習・実習等を通じた学修成果に基づき総合的に判断します。
- 多様な価値観や文化を尊重し、人と自然を多角的に理解する教養と感受性、倫理的責任と公共性を自覚した誠実な態度を身に付けている。
- 理学療法の視点から課題を分析し、信頼性の高い情報を基に柔軟かつ根拠ある判断を行い、創造的思考で生活に即した支援を実行する力を身に付けている。
- 理学療法の専門知識・技術と学際的知識を統合的に活用し、自己評価を通じて生涯にわたり学び続ける姿勢を持ち、根拠に基づいた適切な判断と最適な介入を実践できる力を身に付けている。
- 多職種と円滑に連携しチーム医療に貢献するとともに、地域・国際社会の保健医療福祉の課題解決に主体的に取り組み、社会の変化や国際動向を踏まえて持続可能な保健医療福祉を実現する力を身に付けている。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
ディプロマ・ポリシーの到達を目指す学修を可能にするため、共通科目と専門科目の2つを基本的枠組みとします。共通科目は初年次科目、Interprofessional Education(以下、IPE)科目、および教養科目から構成され、専門科目は、専門基盤科目、および専門科目から構成します。
教育内容
- 豊かな教養と高い倫理観、そして理学療法への志向性を育むために、自己評価やリフレクションを重視した学修の機会を設けます。さらに、探究的な学びや研究活動を通して、自己啓発力・批判的思考力・科学的判断力の基礎を養い、倫理的かつ科学的に課題に向き合う力を育成します。
- 臨床における課題発見力と課題解決力を育むために、専門基盤科目および理学療法専門科目で構成される専門領域の学修を段階的に設計しています。さらに、卒業研究などの探究的な学びを通じて、データに基づく判断力や創造的思考力を養成します。こうした学びで培った力を、卒業後の臨床実践や大学院での研究・実践へと発展させることを目指します。
- 理学療法の専門性と生涯にわたる自己研鑽力を育むために、専門科目において知識と技術の修得を促すカリキュラムを構築します。さらに、学科横断的な学びやリフレクションの機会を通じて、主体的に学び続ける姿勢と実践力を養い、継続的に成長し続ける力を育成します。
- 地域社会や国際社会に貢献できる理学療法の実践を目指し、地域連携や多文化理解を取り入れた実践的な協働学修の機会を設けます。多様な価値観を尊重し、他職種と連携・協働できる力を育成します。
教育方法
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専門的知識と臨床実践力を段階的に修得するために、講義、演習、実習、少人数ディスカッションなど、理学療法に求められる特性に応じた多様な授業形態を取り入れ、主体的かつ能動的な学修を促進します。
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理学療法の基盤科目から主幹科目、展開科目、国家試験対応の統合科目に至るまで、学修の構造を体系的に理解できるよう、カリキュラムマップやアウトラインを明示します。各科目とディプロマ・ポリシーとの関連を可視化することで、履修計画の意義を明確にします。さらに、大学院進学を視野に入れた学生に対しても、専門的発展を見据えた教育内容の体系化と支援を行います。
教育評価
- 成績評価は、科目の特性や到達目標に応じてシラバスに記載された評価方法(筆記、実技、レポート、プレゼンテーション、授業への主体的な参加等、多様な方法)に基づき総合的に行います。その結果にもとにグレードポイントを付与し、その平均値(GPA)を算出し、到達度を把握します。
- 授業内で作成したレポート課題やプレゼンテーション資料、授業後のルーブリック自己評価、OSCE実施状況の動画や評価票、臨床実習における作成資料、卒業研究でのノートや成果物等を学修ポートフォリオとして活用し、学生の学修状況やディプロマ・ポリシーに対する達成度を確認し、学生の成長や課題を明確にするための資料とします。
- ディプロマ・ポリシーに記載された学修成果の達成状況について、アセスメントプランに従って評価します。学修成果の評価を通じて、教育内容や方法の改善を図り、教育の質を向上させることに努めます。年に一度、理学療法士作業療法士養成施設指導ガイドラインに従って教育内容の自己点検を行い、大学ホームページで公開します。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
理学療法学科では、地域やグローバル社会における健康課題に関心を持ち、理学療法を通じて人々の生活の質の向上に主体的に取り組もうとする意欲のある学生を求めます。
- 理学療法学の学修に必要な基礎的知識・技能を有していること
- 地域社会における健康課題を理学療法の視点から多角的に捉え、信頼性の高い情報を基に、自らの考えを論理的かつ根拠をもって説明できる力を有していること
- 他者と協働しながら理学療法に関連する課題に主体的に取り組み、地域や社会の保健医療福祉に貢献しようとする姿勢を有していること
入学者選抜の基本方針
一般選抜においては、大学入学共通テストで、学部共通の国語、外国語と数学、理科を課し、理学療法学の学修に必要な(1)知識・技能や(2)思考力・判断力・表現力等を評価します。また多様な受験生を受け入れるため、理科を重視しつつ、地歴公民、情報も選択科目として認め、受験生の特性を活かした基礎学力を評価します。さらに小論文を課し、(2)思考力・判断力・表現力等を評価し、面接および調査書等で、(1)知識・技能および(3)主体的に多様な人々と協働しつつ学習できる態度を確認します。
学校推薦型選抜においては、小論文で理学療法学の学修に必要となる(1)知識・技能と(2)思考力・判断力・表現力等を評価します。また面接および調査書等で、(1)知識・技能を確認し、(3)主体的に多様な人々と協働しつつ学習できる態度を評価します。
社会人特別選抜においては、小論文で理学療法学の学修に必要となる(1)知識・技能と(2)思考力・判断力・表現力等を評価します。また面接および提出書類で、(3)主体的に多様な人々と協働しつつ学習できる態度を評価します。