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カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー

カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー

理学療法学科のカリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)とディプロマポリシー(学位授与の方針)をご覧いただけます。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

   本学科では、本学の学位授与方針に基づいた学科学位授与方針にて掲げる目標を達成するために必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を開講します。また、科目を学修の段階や順序等を表す番号(ナンバリング)にて標示し、教育課程の構造を体系図(カリキュラム・マップ)としてわかりやすく明示します。

1:科目編成の指針
1)理学療法学の基盤となる人体構造、精神・心理、疾患・障害について円滑に理解できるよう1・2・3年次に順次性を持って「専門基盤科目」を配置します。
2)理学療法士への高い志向性と動機付け、社会貢献意欲を持って学修できるよう「理学療法専門科目」の基礎的科目を初年次に配置します。
3)理学療法士国家資格に準拠した理学療法の専門を効率的に学修できるよう理学療法専門科目を「理学療法基礎科目」・「理学療法評価学科目」・「理学療法治療学科目」・「地域理学療法学科目」・「理学療法総合科目」・「臨床教育実習科目」に分類して、年次進行に合わせて段階的に必修科目として配置します。
4)理学療法学のより専門領域に精通した知識・技術の修得および科学的論理性の修得を目的として「理学療法応用技術学科目」および「理学療法専門コース科目」を学生の主体的学習意欲に合わせて選択できる科目として配置します。

2:教育方法の指針
1)理学療法士国家資格および卒後の理学療法実践能力の修得に向けて、専門的知識・技術を効率的に学修できるよう講義、演習、実習の授業形態を適切に組み合わせて設定します。
2)論理的思考、批判的思考を持って他者と協働した課題解決能力を育成するために、小グループによる課題基盤型学習形態を提供します。
3)理学療法技術を修得するために、理学療法の実技実践ができる臨床教育実習環境、および学生同士がお互いに実技実習できるグループ自習環境を提供します。
4)学生が能動的、主体的に学習テーマや学習内容を選択して、より専門的知識を深化させることができるよう多くの選択科目を設定します。
5)卒業研究等によって自らの学習成果を表現できる機会を提供するとともに、学生自身が決めた目標に向かって学習ができているか振り返りを行います。

3:教育評価の指針

1)科目の到達目標の達成度は、各科目の授業特性に合わせて、試験(筆記、口頭試問、実技)、レポート、授業への取組状況等によって評価します。
2)各年次の学修状況について、定期的な面談を行うことで学修を支援します。
3)理学療法実践に関する学修成果は臨床教育実習によって、研究実践に関する学修成果は卒業研究によって、医療人としての学修成果はIPW実習によってそれぞれ4年間の学修成果を総合的に評価します。

学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

   本学保健医療福祉学部理学療法学科は、人々の健康と生活を統合的に支え共生社会に貢献できる人材(社会参加者、市民、理学療法士国家資格者、研究者)を育成するために、所定の課程を修め、単位取得等の条件を充たしたうえで、次のような目標を達成した者に学位を授与します。

1.理学療法士国家資格に準拠する専門的知識と技術を有していること。
2.理学療法士としての志向性を忘れず、対象者主体の理念に基づく、自己評価とリフレクション、そして自己啓発(生涯学習)に努めることができること。
3.理学療法学とそれに関連する領域の知識を統合・解釈して、対象者の生活を重視した最適な治療計画を策定する能力を備えていること。
4.臨床において多様な課題を発見・抽出・分析し解決できる高い問題解決能力と関連専門職種との連携・協働力を備えていること。
5.保健医療福祉分野および理学療法学の専門的領域における研究の意義を理解し、倫理観と批判的思考および科学的論理性を持って、課題解決に向けた研究等に取り組めること。