
社会福祉子ども学科
社会福祉学専攻 2年(取材当時)
豊島 雪乃
他大学の学生と学ぶ機会もあり、視野が拡大。
ますますニーズが高まる高齢者福祉に関心!

埼玉県立大学を志望した理由を教えてください。
入学前からボランティアをしていたので、社会福祉という分野に興味がありました。高校生の頃は、あしなが学生募金の呼びかけ、地域のゴミ拾い活動や、クリスマスに学校でクッキーを販売し、その売り上げを海外の貧しい国に寄付したりなどを行っていました。そのようなこともあり、社会福祉を学べる大学に絞りました。そのなかでも、この大学を選んだ理由は、医療系の学科もあり、福祉以外の視点も学べると思ったからです。また、ここでは、IPWといって、学科の領域を超えて様々な専門の人と一緒に連携していくことの大切さを学び、実践できるのがいいところです。

埼玉県立大学で学んで、よかったと思うことはなんですか。
この学科を学んでよかったと思うのは、障がい者、高齢者、児童など幅広い分野に対して知識が身につけられることだと思います。特に福祉というのは私たちの生活に密接に関わってくる分野であり、ますます注目されていく分野なので学びがいがあります。また、4年次に他大学の人と一緒に学ぶ機会があるのも魅力です。福祉や医療について学んでいる内容は似ているかもしれませんが、他の環境で勉強をしているので、違う視点から物事を考え、知識を共有することでお互いに高め合えると思います。このように、多様性を意識しながら勉強できるのがこの大学のメリットだと感じます。

これからもっと学びを深めたいことはなんですか。
現在、高齢者の生活や福祉について学んでおり、とても興味深いと思っています。なかでも高齢者福祉論という授業が面白く、介護保険制度の仕組みや制度が作られたときの時代背景などを詳しく知ることで、時代によって制度というものがどんどん変化しているというのをより一層感じました。入学した時は、医療ソーシャルワーカーに対する関心が強かったのですが、今は高齢者福祉に興味が傾いています。特に、高齢者福祉は、今後高齢化が進むにつれて、ニーズが高まることが予測されます。その領域で社会のニーズに対応できるような人材になるために、この大学で基礎知識をしっかり身につけたいと思います。