1.概要
第19回日本臨床検査学教育学会学術大会
テーマ:「臨床検査の未来に灯火を ―挑戦する若手活躍の場―」
会期:令和7年8月21日(木)・22日(金)
会場:岡山大学鹿田キャンパス
第19回日本臨床検査学教育学会学術大会は、全国の臨床検査技師養成校の先生方が参加される学会で、総勢523名の方が参加されていました。一般演題の応募総数は155題で、そのうち学部生演題は58演題、大学院生演題は59演題がありました。本学からは学部生6名、大学院生4名の発表がありました。その中から、健康福祉科学専修の大学院生2名が『優秀発表賞』の受賞となりました。
2.受賞概要
●受賞
受賞者:村山 浩基(健康福祉科学専修2年)
演題名:埼玉県下下水由来メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の分子疫学的解析
共同演者:久恒 順三、菅原 庸、于 連升、鹿山 鎭男、岸井 こずゑ、村井 美代
●受賞
受賞者:吉田 実央(健康福祉科学専修2年)
演題名:ストレス負荷及び緩和による唾液α-アミラーゼに結合している糖鎖変化の解析
共同演者:近藤 あかり、染野 紗弥加、久保田 亮
3.受賞者、研究指導教員からのコメント
●埼玉県下下水由来メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の分子疫学的解析
≪村山浩基さんコメント≫
この度は第19回日本臨床検査学教育学会学術大会において、優秀発表賞に選出いただきましたことを大変光栄に思います。このような素晴らしい賞を受賞できたのも研究の進め方やプレゼンテーションをご指導してくださった村井先生や岸井先生のおかげだと考えております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本大会での経験を踏まえて、よりよいプレゼンテーションを目指し、今後の研究活動により一層精進してまいります。
≪村井美代教授コメント≫
村山さん、「優秀発表賞」の受賞おめでとうございます。本研究では、埼玉県を対象にしていますが、MRSAの感染制御に貢献する調査研究の全国のモデルケースとして注目されています。村山さんは今までに得られた大量のデータを、発表時間の制約のなか、コンパクトに図表にまとめ要点を絞って発表しました。さらに質疑応答では、的確な文献を引用しながらデータの妥当性を説明できていたと思います。これからも、データの収集・解析だけでなく、わかりやすいまとめ・伝わる発表を目指して精進することを期待しています。
●ストレス負荷及び緩和による唾液α-アミラーゼに結合している糖鎖変化の解析
≪吉田実央さんコメント≫
この度は第19回臨床検査学教育学会学術大会において「優秀発表賞」という栄誉ある賞をいただくことが出来、大変光栄に思っております。このような素晴らしい賞をいただくことが出来たのも、日々親身にご指導頂いている久保田先生をはじめとする研究室の皆様のおかげと考えております。支えてくださった皆様に、この場をお借りして深く心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みにこの先の研究活動により一層努めてまいります。
≪久保田亮准教授コメント≫
吉田さん、「優秀発表賞」の受賞おめでとうございます。本学会は全国の臨床検査技師養成校の教員・学生・大学院生が発表する学会です。今回の学術大会では大学院生の演題59演題の中から選考され、表彰されました。吉田さんは発表パフォーマンスに優れており、質問にもしっかりと対応できていました。今後も研究を進めて頂き、さらなる本研究の進展に期待しています。
