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本学の学生3チームが「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」で受賞しました

産学連携

2022/12/26

◆「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」開催概要
「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」は、大手企業より開放特許を提供してもらい、その特許を活用した商品アイディアを大学・専門学校等の学生チームより創出してもらい、埼玉県内の中小企業によって自社製品として商品化し、競争力をつけてもらうことを目的に一般社団法人さいしんコラボ産学官にて開催されるイベントです。

2022年12月6日(火)さいしんホール(さいしん熊谷本町ビル3階)で開催され、本学から学生3チームが商品企画アイデアを発表(プレゼンテーション)し、それぞれが受賞しました。
今年度は、4企業より11件の開放特許が提供され、6大学・1専門学校から19チーム・79名の学生が出場しました。
◆出場チームおよび受賞の紹介
《出場チーム1》    優秀賞
  【チーム名】 うすくらしすたーず      (臼倉ゼミ)
  【メンバー】 作業療法学科3年  轟千尋、中林香理、吉田知奈、渡邊友里香
  【アイデア】 一緒に夏バテ対策‼︎「ぎゅーっとくーちゃん」
  【使用特許】 富士通株式会社 非接触バイタルセンシング技術(発汗検知、熱中症警報)


                 (発表の様子)


                 (集合写真)

【チームのコメント】
この度は「開放特許を使用した学生アイデア発表会」において、優秀賞を頂けたことを光栄に思っております。このような貴重な機会を提供してくださいましたさいしんコラボ産学官の皆様をはじめ、企業の皆様、産学連携担当の方々、教職員の方々、地域施設の皆様に多くのご支援を頂きましたことを心より御礼申し上げます。 話し合いを進める上で、意見の違いから生じた葛藤により行き詰ることもありましたが、互いの意見を尊重し合うことで確かな信頼関係が生まれました。そして、より良いものを目指して邁進し、私たちも自信を持って発表できるアイデアを作り上げることができたと実感しています。 また、発表の準備にあたり、現在の独居高齢者を取り巻く問題や利用できる社会資源について改めて理解を深めることができました。さらに、普段の授業では扱う機会の少ない経済や商品開発といった幅広い分野にも触れたことで、視野を広げるきっかけとなりました。 正直なところ、目標としていた最優秀賞に届かなかった悔しさもありますが、この経験を糧にして高みを目指す気持ちを忘れず、広い視野を持って患者さんに寄り添い続けることができる作業療法士を目指して、より一層勉学に励んでまいります。
【指導教員のコメント】
うすくらしすたーずのみなさん、優秀賞の受賞おめでとうございます。 みなさんは、身近な課題である地域の高齢者の熱中症と孤独の両者を一度に解決する、開放特許「富士通株式会社非接触バイタルセンシング技術」を活用したアイデア『一緒に夏バテ対策‼︎「ぎゅーっとくーちゃん」』を提案しました。発表は、作業療法の視点から課題が高齢者の心身と生活に及ぼす影響について既存の資料や現場調査を基にした説得力のある仕上がりでした。また、アイデアを試作し具体的な「くーちゃん」で提示できた点も高い評価を受けたと感じます。みなさんの努力と行動力はすばらしいものでした。
今後、このアイデアが事業に発展すること、そしてみなさんにとって作業療法の学びを深めその魅力を発信できる機会となることを期待しております。




《出場チーム2》   審査委員特別賞
  【チーム名】 ショコラパフェ     (南雲ゼミ)
  【メンバー】 作業療法学科 3年 小笹真世、小汐萌絵香、杉渕明日香
  【アイデア】 埼玉を味わう カラフルスイーツ
  【使用特許】 キユーピー株式会社 根菜類の軟化技術


                 (発表の様子)


                 (集合写真)

【チームのコメント】
・審査委員特別賞をいただけてとても嬉しいです。最初は使用する特許にも悩み、使用特許が決まっても何を作るかに悩み、実際にスイーツを作れるのかも悩んだ日々だったのですが、チームのみんなに助けてもらって良いアイデアが作れたと思います。大学で実際に2回作って検証も行うというのは、普段授業を受けているだけではなかなか出来ない経験でした。作って検証して修正するという作業は先生方や審査委員の方にもご好評いただいたのでとても嬉しく思い、頑張った甲斐があったと思いました。
 ・私たちは実際に開放特許技術を用いて試作を行うことで、問題点や課題、アドバイスを得ることができたため、具体的な解決策を考え、発表に反映することができました。試作には時間がかかりましたが、強みとして活かすことができたため、結果に繋がったのだと思います。またこのような賞を頂けたのは支えてくれたメンバーや手厚いご指導をくださった先生、協力して頂いた皆様のおかげです。ありがとうございました。今回の学びを活かし、自分の強みは何かを考えながら、実習や就職活動に取り組んでいきたいと思います。
 ・審査委員特別賞をいただくことができてとても嬉しく思います。この発表会に参加することを通して新しいアイディアを考えることの難しさやその楽しさを知ることができました。試作したものの試食会や学内リハーサルなど多くの方の協力を得て発表まで進めることができました。ありがとうございました。

【指導教員のコメント】
この度、学生アイデア発表会で審査委員特別賞を受賞でき、大変うれしく思っています。この2ヶ月間3名のメンバーは授業の合間を縫って、多忙のなか時間を共有しつつテーマについて検討し、特に2回におよぶ調理サンプル作りによる準備を行ってきました。これもひとえに、ご協力いただいた学科教員や大学の担当なされた職員皆様のご協力があってのことと感謝しております。




《出場チーム3》   奨励賞
  【チーム名】 チームいずみ     (大木ゼミ)
  【メンバー】 健康開発学科健康行動科学専攻3年 中島香音里、牛嶋萌唯、宇多映里子、原田進也
  【アイデア】 視覚障害者を主とした移動制約者へ向けた地図アプリの構想
  【使用特許】 富士通株式会社 3Dデジタイジング技術


                 (発表の様子)


                 (集合写真)

【チームのコメント】
この度は、開放特許を活用した学生アイデア発表会に参加することができ、とても良い経験になりました。チームで、知恵を出し合うとともに、直接企業の方に実践的なご意見等をいただきながら、「移動制約者へ向けた地図アプリ」の構想を練り上げました。商品アイデア創出の難しさ、限られた時間内で商品の良さをわかりやすく伝えるプレゼンの難しさ等多くのことを実感し、学ぶことができました。この経験を通して身に付いた力を今後の学生生活のみならず、社会人になった際に活かすことのできるよう、努力していきたいと思います。
最後になりましたが、お忙しい中ご協力いただきました企業様、関係者の皆様にお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

【指導教員のコメント】
たくさんの大学とチームがこの企画に参加しました。正式な雰囲気の中、12月の最終発表会はさいしんホールにて実開催されました。
本チームの発表は、半年かけて学生が自力で作り上げたものです。 アイディアやスライド、発表原稿がとてもよく考えられていて、見るたびによくなっていきました。 様々な事を考えたりわからないことを調べたり、工夫する力を本当に頼もしく思いました。
この経験は、どの分野でも生かされます。私にとっても勉強になる参加でした。



※「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」の詳細については、こちらをご覧ください。

令和4年度「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」最終発表会の結果について、さいしんコラボ産学官ホームページにて掲載されています。