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日本睡眠学会にて、本学の健康開発学科検査技術科学専攻の有竹清夏准教授が第25回研究奨励賞を受賞しました。

【受賞論文テーマ】
Diurnal repeated exercise promotes slow-wave activity and
fast-sigma power during sleep with increase in body temperature: a
human crossover trial

【受賞概要】
運動が睡眠に与える効果について様々な視点から検討されているが、ノンレム睡眠制御と関連の深い温熱生理学の立場からの運動のタイミングや強度・時間などを考慮した包括的な研究はこれまでにほとんど見られなかった。
本研究では新たに開発した身体運動プロトコルが体温調節機構を介して、その後の夜間睡眠中の深い睡眠を顕著に増加させ翌朝の熟睡感を促進することを明らかにした。
一部の不眠症患者では深い睡眠の減少が問題になっているが、この研究成果は健康増進への貢献とともに、不眠の病態機序の理解ならびに薬物療法や認知行動療法に加えて、運動療法として役立つ可能性が期待される。

日本睡眠学会のHPはこちら


第25回日本睡眠学会研究奨励賞論文と受賞者はこちら(pdf 90KB)