◆「第10回学生政策提案フォーラムinさいたま」開催概要
「大学コンソーシアムさいたま」との連携事業の一環として、5大学11グループの学生が参加し「第10回学生政策提案フォーラムinさいたま」が開催されました。
学生の皆さんが、さいたま市の政策や事業について企画・提案することにより、地域社会への愛着と関心を深め、さいたま市の発展に寄与することを目的として始まったこのフォーラムも今年で10回目となりました。今回は共通テーマのSDGs、または自由テーマにより、各学生の専攻分野等を活かしつつ、政策提案をプレゼンテーションしました。本学からは4チームが参加し、様々な角度から考察した提案をプレゼンテーションしました。
「第10回学生政策提案フォーラムinさいたま」について詳しくはこちらから
参加チーム ・発表テーマ一覧はこちら(pdf 41KB)
◆最優秀賞受賞チーム
【チーム名】
久保田ゼミ
作業療法学科3年 大石歩奈 久保紗羅 圡井桜綺
【発表テーマ】
「高齢者に向けた介護予防のためのアプリ提案」
【受賞コメント】
この度はこのような賞を頂くことができ、とても光栄に思っております。
作業療法学生として、高齢者がより取り組みやすいよう日常生活の中で簡単に行える「ながら体操」を取り入れました。
身体機能面からのアプローチだけではなく、頭の体操を取り入れることでより高齢者に特化した政策を提案することが出来ました。
また、さいたま市の益々の繁栄を願い、さいたま市の既存のアプリや観光ルートを利用した政策を考案しました。
学生政策提案をするにあたり、多くの教職員の方、事務職員の方々からのご指導とご支援を頂きました。誠にありがとうございました。
今後も社会に貢献できる作業療法士となれるよう、より一層勉学に努めてまいります。
【指導教員コメント】 作業療法学科教授 久保田富夫
多くの期間が、コロナ禍の影響による緊急事態宣言下のため、遠隔のみでゼミを実施せざるを得ない状況でした。
その中で、学生は高齢者の方に作業療法士として何ができるのかという課題に取り組みました。基本は、大学生の視点でなるべくシンプルに、分かりやすさとトレンドを取り込みました。やや多くの課題を取り込みすぎではありましたが、良くまとめたと思います。
受賞のポイントになったと思える点は、やはり「ながら体操」をビデオ化して鍛える筋肉を見える化し、転倒予防などの目的を明確に示せた点が評価いただけたのではないかと感じました。審査員の方からいただいたコメントからも、高齢者に特化している点が良かった。1つのプラットフォームで複数の問題を解決している点が素晴らしい。高齢者のスマートフォン普及にも貢献できる可能性を感じた など、学生の思いが伝わったと感じました。学生政策提案にチャレンジするにあたり、多くの教職員の方、事務職員の方々からのご指導とご支援をいただきました。ありがとうございました。