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本学大学院の伊藤貴紀さんらによるタイピング動作におけるスキルレベルと力制御特性の関係についての研究が国際科学雑誌に掲載されました

研究活動

2023/07/11

   埼玉県立大学大学院博士後期課程大学院生伊藤貴紀さん(第一著者)と、同研究科の金村尚彦教授、国分貴徳准教授(責任著者)のグループは、タイピング動作におけるスキルレベルと力制御特性の関係について分析を行い、タイピングスキルの高い者はキーボードの物理的特性と筋や腱のバネ特性を利用することで、前腕の筋活動を調整している可能性を明らかにしました。
   本研究は、近年増加するタイピング動作による筋の負担や上肢筋骨格系障害のリスクを検討する際に、筋活動に加えて手と指の相乗的な動きを同時に評価することの重要性を強調するもので、障害予防を目指した作業環境や身体運動の学習に寄与することが期待されます。

   本研究成果は、2023年6月28日に「International Journal of Industrial Ergonomics」誌に掲載されました。

   詳細はこちらからご覧ください。(pdf 2MB)


問い合わせ先:
   埼玉県立大学大学院 保健医療福祉学研究科/保健医療福祉学部 理学療法学科 
   准教授 国分 貴徳
   E-mail:kokubun-takanori(ここに@を入れてください)spu.ac.jp