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本学大学院の高畠啓さんらによる変形性膝関節症の発症・進行予防を目的としたリハビリテーション研究が国際科学雑誌に掲載されました

研究活動

2023/01/13

   埼玉県立大学大学院博士後期課程大学院生、日本学術振興会特別研究員(DC1)の高畠啓さん(第一著者)と、同学の国分貴徳准教授(責任著者)のグループは、関節軟骨の変性を特徴とする変形性膝関節症(膝Osteoarthritis;膝OA)の発症メカニズムに関して、関節不安定性による剪断力(ずれを起こす力)の増加に対し滑膜より先に関節軟骨が応答し、膝OA発症につながっている可能性を明らかにしました。
   本研究結果により、関節不安定性によって生じる剪断力に対し、関節内組織の細胞応答順序が異なる可能性が示され、膝OAの発症・進行予防を目的としたリハビリテーション介入戦略の確立に寄与することが期待されます。

   本研究成果は、2023年1月10日に、国際変形性関節症学会の公式ジャーナル「Osteoarthritis and Cartilage」誌に掲載されました。本研究の一部は、日本学術振興会(JSPS)の特別研究員事業、並びに科学研究費助成事業の支援を受け実施されました。

   詳細はこちらからご覧ください。(pdf 1MB)


問い合わせ先:
   埼玉県立大学大学院 保健医療福祉学研究科/保健医療福祉学部 理学療法学科 
   准教授 国分 貴徳
   E-mail:kokubun-takanori(ここに@を入れてください)spu.ac.jp