地域連携ポリシー

1 基本理念

埼玉県立大学は、地域に根差した大学として、保健･医療･福祉分野における専門的な知識と技術を持って地域･社会に貢献できる人材を育成するとともに、地域と連携協働して、地域の発展、人々の健康と生活向上に貢献することを目標とし、この目標実現のために「地域連携ポリシー」を定める。

2 基本的な考え方

1. 大学の持つ教育機能･教育資源を積極的に地域に開放し、地域の多様な世代・立場の人々に学びの機会を提供する。
2. 積極的に地域にアプローチし、交流を図るとともに、地域課題の解決に向けて地域と協働する。
3. 積極的に地域に根差し、地域を志向する取組を進め、その成果を還元することで地域社会の発展に貢献する。
4. 地域の課題・ニーズを積極的に把握し、それに対応できる人材の育成に努める。

3 具体的取組

1.学習機会の提供

1. 大学の教育機能・教育資源を地域社会に開放して、人々の学習意欲を支援し、生活の質の向上につながる生涯学習を推進する。
2. オープンカレッジ、科目等履修生、出張講座等に積極的に取り組み、生涯学習機会の拡充に努める。

2.地域との共生と協働の促進

1. 地域に開かれた大学として、地域住民、地域自治体との連携を深める。
2. 本学自らが地域社会にアプローチし、地域との共生や地域課題の解決を目指して、地域と協働する。
3. 教員、学生の地域活動、ボランティア活動を積極的に支援する。

3.地域に根差し、地域を志向する取組の推進

1. 地域に根差した取組、地域を志向する取組を積極的に推進する。
2. 県や市町村等と連携･協力して、地域課題の解決に積極的に取り組む。

4.人材育成

1. 地域の視点を持ち、地域の課題に取り組むことができる人材を育成する。
2. 大学の教育機能･教育資源を地域の専門職に開放し、地域に必要な高度で専門的な人材を育成する。

4 情報公開

地域連携活動やその成果については、大学の内外に向けて情報発信し、活動の透明性を確保する。