【左から、香川志木市長、萱場学長、田中理事長】
本学は、埼玉県の重要課題である地域包括ケアシステムの構築に役立つ研究プロジェクトに取り組むとともに、シンポジウムやセミナーを開催するなど地域社会への貢献に力を入れてきました。
その一環として、本学と志木市は、地域包括ケアシステムの構築を推進するため、これまで様々な連携を進めてきました。
このほど、両者がさらに連携を強化するため、
大学と自治体による地域包括ケアシステムの構築に関する協定としては、県内で初めてとなる「地域包括ケアシステムの構築に関する協定書」を締結いたしました。
本学は、今後も、県内の自治体との連携を深め、埼玉県が日本一の地域包括ケアシステム先進県になるための取組を進めてまいります。
1 協定調印式
■ 日時 平成31年2月19日(火) 13:30~14:10
■ 場所 志木市役所3階 市長室
■ 出席者
(志木市) 香川武文市長 ほか
(埼玉県立大学) 田中滋理事長、萱場一則学長、森美秀事務局長ほか
2 連携事項
・ 在宅医療・介護連携の推進に関すること
・ 認知症施策の推進に関すること
・ 地域ケア会議の運営に関すること
・ 介護保険事業計画の策定と実施に関すること など
3 具体的な取り組み
・ 医療介護連携ワークショップに本学教員がアドバイザーとして参画
・ 地域包括ケアシステム構築のため市役所内に設けられた部局横断プロジェクトチームに本学教員がコーディネーターとして参画
・ 次期「介護保険事業計画(2021年度から3年間)」の策定支援
4 調印式におけるコメント
田中理事長
本学は今年4月に創立20周年を迎えます。創立20周年という節目の年に、地域包括ケアシステムに関する協定を締結できたことをうれしく思います。
私自身、地域包括ケアシステムに関する研究を進めてまいりましたが、行政と大学がこうした形で連携を深めていくことは、地域包括ケアシステムの構築を推進するにあたって、大変意義深いことだと考えています。
引き続き、埼玉県が日本一の地域包括ケアシステム先進県になるための取組 を進めてまいります。
萱場学長
本学では、これまで、地元の越谷市と春日部市とで、包括的な連携協定を締結してきましたが、地域包括ケアシステムの構築に特化した協定書の締結は初めてになります。
本日の協定書締結は、日本一の地域包括ケアシステム先進県に向けた大きな一歩と考えています。
志木市における、地域包括ケアシステムの構築推進により一層貢献してまいりたいと思います。