【左から、田中理事長、三宮北本市長、萱場学長、研究開発センター川越教授】
本学は、埼玉県の重要課題である地域包括ケアシステムの構築に役立つ研究プロジェクトに取り組むとともに、シンポジウムやセミナーを開催するなど地域社会への貢献に力を入れてきました。その一環として、本学と北本市は、地域包括ケアシステムの構築を推進するため、これまで様々な連携を進めてきました。
このほど、両者がさらに連携を強化するため、「地域包括ケアシステムの構築に関する協定書」を締結いたしました。本学は、今後も、県内の自治体との連携を深め、埼玉県が日本一の地域包括ケアシステム先進県になるための取組を進めてまいります。
1 協定調印式
■ 日時 2019年6月6日(木) 15:00~15:30
■ 場所 北本市役所2階 応接室
■ 出席者
(北本市) 三宮幸雄市長 ほか
(埼玉県立大学) 田中滋理事長、萱場一則学長、研究開発センター川越雅弘教授ほか
2 連携事項
・ 介護保険事業計画の策定と実施に関すること
・ 在宅医療・介護連携の推進に関すること
・ 認知症施策の推進に関すること
・ 地域ケア会議の運営に関すること など
3 具体的な取り組み
・ 本学教員が地域包括ケア構築に関するアドバイザーに就任
・ 次期「介護保険事業計画(2021年度から3年間)」の策定支援
・ 協定締結記念講演会の実施
4 調印式におけるコメント
田中理事長
本日、北本市と地域包括ケアシステムの構築に関して協定書を締結できましたことを大変嬉しく思っています。
地域包括ケアシステムの構築を推進するためには、継続的な連携・協力が必要であり、今回の協定締結は、大変重要なことと考えています。
今後も、県内各市町村で、地域包括ケアシステムの構築が進むための取組みを支援してまいります。
萱場学長
本学は、多様な研究を推進し、それぞれの成果が地域社会に還元されるよう努めてまいりました。
地域包括ケアシステムの構築に特化した協定書の締結は、今年2月に締結した志木市に次いで、2市目となります。
北本市でも、志木市と同様に、地域包括ケアシステムの構築推進に貢献してまいりたいと思います。