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武蔵越生高校  S特進コースの1年生を対象に「総合探究」の出前授業を行いました

作業療法学科

2025/03/03

2025年2月6日(木)、13日(木)、20日(木)の3日間にわたり、本学科の教員が武蔵越生高校 S特進コース1年生を対象に、「総合探求」の授業の一環として、「ICTを活用したリハビリテーション ~3Dプリンタが生み出す福祉と支援の未来~」というテーマで出前授業を行いました。

本授業では、リハビリテーションや作業療法の基本的な考え方に触れながら、ICT技術を活用した支援の可能性について学びました。また、生徒一人ひとりがノートPCを持ち、デジタルツールを活用しながら学習を進めることができる環境が整っており、実践的な3Dモデリング演習に取り組みました。

授業の内容
1.リハビリテーションや作業療法とは?

・医療・福祉の現場で行われている支援の概要
・作業療法士の役割とその意義
2.3Dプリンタで何ができるのか?
・医療や福祉の分野における3Dプリンタの活用事例の紹介
・身近な課題を解決するためのモノづくり
3.3Dモデリング演習
・生徒一人ひとりがノートPCを活用し、専用ソフトで3Dデータを作成
・各自が考えたオリジナルデザインをデジタル上で設計
4.3Dプリント体験
・実際に作成したデータをもとに、3Dプリンタで全員が出力
・形になった作品を手に取りながら、フィードバック
5.「困りごと」とその解決策を考えるディスカッション
・ 障害や高齢による生活の困難さを考える
・どのような支援アイテムが役立つかをグループでディスカッション

生徒たちの感想
授業を受けた生徒からは、「3Dプリンタで自分のデザインしたものが形になるのが楽しかった!」、「リハビリや福祉の視点からものづくりを考えるのは新鮮だった」、「自分たちが作ったものが、誰かの役に立つかもしれないと考えるとワクワクした!」といったような感想を聞きました。

今回の授業を通じて、ICT技術を活用した福祉・リハビリテーションの可能性について、高校生の皆さんに考えていただく機会となりました。また、高校生でもとても柔軟な発想ができ、地域の困りごとを解決できる可能性を十分に感じました。今後も、地域の高校と連携しながら、実践的な学びの場を提供していきたいと思います。
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