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作業療法学科作業療法
2025/11/28
2025年11月27日(木)に,3Dプリンタを使ったリハビリテーションの第一人者でもある「ICTリハビリテーション研究会 代表理事 兼 ファブラボ品川ディレクター 林園子 先生」を今年度もお招きして,3Dプリンタの授業を行いました. 本学科で所有する3Dプリンタの台数も現在は20台を超え,学生も有意義に使用できる環境となりました.台数も増えたことと別の授業でも3Dプリンタに関する授業を行なっていることから,応用的な授業を中心に行っていただきました. 内容は,フィラメントの種類と特徴の紹介,事例に対するアイデアスケッチ,パソコンを使ってペンシルホルダーの3Dモデリングを全員体験しました.また,発展的な内容として,プリント時の耐久性と安全性を工夫を高めるプリント設定の説明や知的財産権について,お絵描き感覚で使える3DCADの体験などを行いました.今年度もとても濃厚で盛りだくさんの授業で,学生の実践能力もさらに高まり,学生の新たな可能性が期待できる授業となりました. 埼玉県立大学の作業療法学科では,3Dプリンタでのモノづくりに力を入れており,”できるを支援する”スキルを高めています.このようなデジタル機器を使いこなすことができるようになることで,「人に合わせたモノづくり」が可能になることを学び,作業療法士の未来も無限大であることを実感したのではないでしょうか.これからも自分たちの柔軟な発想を形にし,患者さんの生活がよりよくなることに繋がることを願います. 林先生には,毎年授業を行なってもらっており,これで6年目となりますが,先生の活動も毎年更新されているため,授業内容もバージョンアップされ,とても面白くあっという間の授業でした.ご講演いただいた林先生,ありがとうございました.