2020年11月26日（木）に，3Dプリンタを使ったリハビリテーションの第一人者でもある「ICTリハビリテーション研究会  代表理事  林園子先生」をお招きして，3Dプリンタの授業を行いました．

内容は，3Dプリンタの印刷場面の見学，3Dプリンタの概論などの基礎的な講義から，パソコンやiPadを使ったCADの操作，3Dモデルのダウンロード，事例に対するアイデアスケッチ，3Dプリントシートを加温加工して手に付ける自助具の作製と応用まで，盛りだくさんでした．

盛りだくさんの内容でしたが，とても楽しい授業で，時間はあっという間に過ぎました．また，学生の吸収力はとてもすごく，すぐにCADを使えるようになり，事例に対する自助具を考えそのアイデアをスケッチでき，スケッチした内容を1時間程度でCADでモデリングできるようになる学生もいて，とても驚きました．

この授業を通して，このようなデジタルを使いこなすことができるようになることで，「人に合わせたモノづくり」が可能になることを学べたようで，作業療法士の未来も無限大であることを実感したのではないでしょうか．

これからも自分たちの柔軟な発想を形にし，患者さんの生活をよりよくなることに繋がることを願います．

ご講演いただいた林先生，ありがとうございました．