2021年11月17日（水）に作業療法学科の学年間連携交流会を開催しました．学年間連携交流会は，1～4年生・教員とが集まり，勉強の相談やサークル，日常生活，プライベートなど，色々なことを気軽に相談したり，情報交換したりする会です．これまでも開催していましたが，新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年度より開催できていませんでした．最近になり，新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたこともあり，感染対策を行った上で開催できることとなりました．また，1年生と2年生など2学年間の交流会ありましたが，1～4年生が一堂に集まっての交流はとても久しぶりでした．

今回は1～4年生の約60名が集まってくれました．学年を越えての交流に皆さん最初は緊張していましたが，アイスブレイクとして，2年生が考えてくれた「NGワードゲーム」を行い，すぐに打ち解け，盛り上がっていました．人を相手にする仕事でもある作業療法士を目指して入学した皆さんですので，人とコミュニケーションを取ることが好きということもあり，さすがだなと感じました．

アイスブレイクの後は，実習を主なテーマとして，情報交換交流会を行いました．これから実習に行く1～2年生は，「実習とは何か？」「実習で何をするのか？」「実習のスケジュールは？」など，実習に関する疑問や不安について，既に実習を経験した3～4年生に聞いていました．聞かれた3～4年生は，とても熱心に，丁寧に質問に答えており，普段の授業場面では見られない先輩らしく，頼りになる姿を見せていました．実習は厳しいものと思われていますが，人間性の成長など大きな変化が得られるものだと感じました．

今回の交流前にアンケートを取っていましたが，今まで経験したことのない実習に対して，1～2年生はとても不安を感じていることが分かりました．今回の交流会を通して，時間は短かったですが，少し疑問や不安が減り，実習に対する目標も具体化され，気が引き締まったとのことでしたので，交流会の開催の効果はあったようです．参加した学生からは，「このような会をもっとしたい！」「先輩に色々な話を聞きたい！」とあったので，またこのような交流会を開催したいと思います．また，このような交流会を足掛かりとして，日頃から先輩後輩で気軽にコミュニケーションを取れる関係性ができればと願います．