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地域在住の訪問リハビリテーション利用者による語り(地域作業療法学演習)

作業療法学科

2018/12/03

2018年11月29日(木)の地域作業療法学演習の中で、地域在住の訪問リハビリテーション利用者A様をお呼びして、発症時の状況やリハビリの体験談、復職までの道のりなど、これまでの貴重な経験について当時の心境を交えながらお話しいただきました。また,A様の訪問リハビリテーションを行っている作業療法士のB様にもお越しいただき、A様の訪問リハビリテーションの内容について、お話いただきました。

『リハビリの大学のオープンキャンパスに行って、学生さんの前で話がしたいと作業療法学科の教員に伝えてきたよ』と、A様のこの一言からこの企画は始まりました。多くの患者さんや利用者さん、入所者さんがいる中で、発症から現在の生活までの実体験を大勢の前で「話したい」と自ら言い、実現させてしまう方は多くありません。そのため、A様にとって今回の経験は、目標を達成できたという達成感を得ることや新たに活躍できる場があることを知ることができ、これからもますます社会で活躍できる自信になったのではないかと思います。

A様によるお話には、作業療法士を目指す学生達に、作業療法士になることへの「責任」と「喜び」,「願い」のメッセージが込められており、このような心境を交えながらの実体験を聞くことができる時間が多くない学生にとっては,大変貴重な話を聞ける時間となったようです。また、ただ体験談を話すだけでなく、クイズ形式で学生から笑いを引き出したり,装具の着脱の様子や装具の有無による歩行状態の違いを見せてくれたりなど,初めての語りとは思えないほど充実した内容となっており、これから実習に行く学生にとっては,とても有意義な授業になりました。
お忙しい中お越しいただいたA様、作業療法士のB様、ありがとうございました。
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