2019年8月3日（土）～4日（日）にオープンキャンパスが開催されました。
今年もとても暑い2日間となったにもかかわらず、多くの高校生・保護者の皆様に来ていただきました。
ありがとうございました。

今回は、入学後に受ける模擬授業体験、作業療法の中で使用する福祉用具（車椅子や食事自助具など）体験、評価体験、iPadを用いた授業体験をしてもらいました。入学後に、どのようなことを学ぶのか、学んだことがどのように活用できるのかなど、作業療法士側だけでなく患者さん側の体験もしてもらい、作業療法のイメージを少しできるようになったのではないでしょうか。

また、多くの高校生や保護者の「作業療法って何？」「作業療法についてもっと知りたい！」という疑問を少しでも解消できるよう、この2日間限定で、埼玉県立大学と埼玉県作業療法士会によるコラボイベント「夏キャン」も開催いたしました。
「夏キャン」は、普段臨床現場で働いている作業療法士から、仕事内容や仕事の遣り甲斐など、様々なことについて話を聞き、作業療法の学生から学生生活や受験勉強などについて話を聞き、作業療法士と作業療法学生に相談ができる場です。
この「夏キャン」に参加された高校生や保護者の方々は、作業療法について深く知らなかった方から作業療法士になりたいと進路を考えている方まで様々でしたが、作業療法について深く知っていくにつれて、遣り甲斐のある仕事であることや楽しそうな職業であることを知ってもらえたようで、笑顔で帰っていく姿が印象的でした。また、説明をしてくれた作業療法学生も、しっかりと相手の話に耳を傾けて、自信を持って、生き生きと楽しそうに説明をしており、学生の成長を感じる瞬間でした。

「夏キャン」の中では、作業療法士が働いている現場見学の予約も当日限定で受け付けました。いつもであれば、見学したい病院に連絡を取り、見学のお願いなど緊張するやり取りを行う必要がありますが、この日だけは、日時・場所を選ぶだけで、夏キャンスタッフがその予約を代行してくれ、見学施設に当日行くだけとあり、多くの高校生から施設見学の予約をいただきました。作業療法の楽しさや仕事内容、遣り甲斐などを知るには、自分の目で見ることが一番です。作業療法のイメージが深くなるような有意義な見学になることを願っております。

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