専門職連携教育研修センター長 田口 孝行(たぐち たかゆき)
(保健医療福祉学部 理学療法学科教授)
本学では、1999年の開学当初より「ケアの質向上」を目指した連携実践につながる専門職連携教育(IPE)に力を入れ、専門的な知識・技術の修得のみならず、連携できる能力(連携力)を有する人材(卒業生)の育成、およびIPE研修等によって保健医療福祉施設等の現職者の「連携力育成」に取り組んできました。
このようなこれまでの経験を踏まえながら、IPEセンターでは学部・大学院における効果的・体系的なIPEを目指した「1.専門職連携教育推進のための学内教育プログラム等の充実」、実践で必要とされる連携ニーズに即したIPE、および実践現場とともに取り組むIPEを目指した「2.専門職連携教育にかかる実習施設との連携強化」、現職者が連携実践(IPW)を振り返る機会(IPE研修)の提供を目指した「3.専門職連携教育にかかる研修会等を通じた地域の人材育成」、ケアの質向上につながるIPE/IPWの普及およびさらなる探求を目指した「4.専門職連携教育の普及・発展」の4つの事業を展開していきます。
本学の基本理念「陶冶・進取・創発」のもと、IPEの基本である“ともに学び合う”姿勢にて、 IPEセンター員を学内教員の中心として、実践現場の皆様および地域住民の皆様と一緒に考えながら、「ケアの質向上」につながるIPE/IPWを目指したいと思っております。
専門職連携教育研修センター(IPEセンター)の活動に、一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
下段にIPEセンター員からのコメントも掲載しております。