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【参】メインイメージ(理事長、学長メッセージ)
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2025年度大学卒業式・大学院修了式理事長あいさつ

2022年度 卒業式 理事長あいさつ

卒業生・修了生の皆さん、学部ご卒業、修士・博士の学位取得、本当におめでとうございます。

なお本日は、多くの重要課題に日々取り組んでおられるご多忙の中、大野埼玉県知事、白土埼玉県議会議長、 福田越谷市長、岩中埼玉県立病院機構理事長にお越しいただいております。
4名の方以外のご来賓の皆様も、お忙しい中をご臨席賜り、誠にありがとうございます。 公立大学法人を代表して、心より御礼申し上げます。

卒業生・修了生の皆さんは、単に規定の課程を終え、単位を取得しただけではなく、 日本の大学の中でもっとも早くから実践され、内容も進化し続けてきた、専門職連携教育の成果を身に着けたはずです。
現在、埼玉県にかぎらず日本の各地とも、 来るべき2040年に備え、85歳以上の超高齢者、中でも頼れる身寄りのない単身者急増への対応と、少子化からの脱却を同時に図らなくてはなりません。 加えて、社会の中で孤立し、疎外感を持つ人々を 包摂するための努力にも力を注がなくてはならない、多様な時代のニーズに直面しています。
こうした、変わりゆく時代のニーズに簡単な解決策はありません。 これに対し、皆さんも在学中に学んだ、地域包括ケアシステムの進展はとても役に立つ手段です。 卒業生・修了生が、各地の地域包括ケアシステム進展にとっても、推進者として役立つ存在となるよう期待しています。

なお、そのような力を獲得していく過程を今日まで育て、支え、見守ってこられたご家族の皆さまや、大切な時間を共に過ごし、共に努力してきた教職員への感謝の気持ちに加え、理解しなくてはならない、もう一つの大切な事柄に触れておきます。

それは、本学運営に要する費用の半分以上は、埼玉県民の皆様や県内法人による各種の税負担などを元としている点です。 皆さんは、そして我々教職員も、このように、広く地域社会全体の支援の上で活動していることを忘れてはなりません。
そのためにも、埼玉県立大学の基本理念である「陶冶」、「進取」、「創発」を、 これからの人生を考える上での 鑑となる言葉として改めてかみしめましょう。 様々な人に、それぞれの価値観を尊重しながら 寄り添えるよう、人格を陶冶し、進取の気性をもって新しい事柄に挑戦し、 多様な連携を通じて新たな価値を創造する。このような基本理念を持つ埼玉県立大学で、 同級生と共に学んだ時間を心に刻み、プライドを持って人生を切り拓いていってください。皆さんは、悩みながらも、考え、工夫しながら変革を図る力を間違いなく持っています。

結びにあたり、教職員一同と共に、ご家族の皆さまに対して、ご子弟や配偶者の卒業・修了を深くお祝いいたします。 卒業生・修了生の今後の発展と活躍を信じている、とお伝えして、私のお祝いの言葉といたします。
本日は、誠におめでとうございます。



2026年3月13日



公立大学法人埼玉県立大学
理事長 田中 滋