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大学院の教育目標及び3つの方針の改訂について

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大学院の教育目標及び3つの方針の改訂について

2025年4月から、以下のとおり大学院の教育目標及び3つの方針(ポリシー)を改訂します。
2025年度入学者から改定後の内容が適用されます。改訂前の内容はこちらからご確認ください。

教育目標

○博士前期課程

・博士前期課程全体の教育目標
本学大学院博士前期課程では、複雑多様化する社会において、生活する人々の健康ニーズに高い倫理観をもって的確に対応するとともに、国際的な視野と地域への関心を持ちながら、保健医療福祉に関する専門的知識を修得し、保健・医療・福祉等の多職種と連携してヘルスプロモーションを発展させることができる人材を育成することを教育目標とします。

 ・各専修の教育目標
【看護学専修】
看護学専修では、現場での実践経験を科学的・体系的に整理し、質の高い看護実践を提供し、課題解決に資する研究の基礎的能力をもった職業人・教育者・研究者の育成を目指します。
 
【リハビリテーション学専修】
リハビリテーション学専修では、個人や集団を対象に、身体的、精神的、社会的側面から包括的に把握し、複雑多様化する健康ニーズに対する諸課題を解決するための知識、実践力、マネージメント力を持った職業人・教育者・研究者の育成を目指します。

【健康福祉科学専修】
健康福祉科学専修では、健康増進、疾病予防、健康・生活問題への対処から、社会や環境全体に至る幅広い視点を持つとともに、少子高齢化社会における専門的な学識を有する職業人・教育者・研究者の育成を目指します。

○博士後期課程

本学大学院博士後期課程では、学際的な思考を基に多様な価値観を尊重する人間性を保ち、先人の積み重ねた知見に学びつつ、国際的視野に立脚した先端的研究を推進する能力を修得し、独創性ある健康科学の理論及び技術を開発できる人材を育成することを教育目標とします。

埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科博士前期課程の3つの方針(ポリシー)

○博士前期課程全体

  学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

 本学大学院博士前期課程に所定の年限在学し、所定の単位を修得し、修士論文の審査に合格した者に修士の学位を授与します。 修了にあたっては、以下の点を到達目標とします。

1.職業人、教育者又は研究者として、保健医療福祉分野の専門的知識と技術を修得している
2.学際的な視野を持ち、保健医療福祉に関する連携を推進する能力を身につけている
3.当該分野の学術的な情報の理解と活用ができ、それらを発信する能力を身につけている

  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

本学大学院博士前期課程では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の考え方のもとにカリキュラムを構成します。 

1.各分野の専門的知識と技術を高め、学術的な情報の理解と活用力を涵養するための専門科目を各専修に配置します。
2.保健医療福祉における基盤となる知識、学際的な視野、連携を推進する能力を身につけるため、すべての専修が履修可能な共通科目を配置します。また、他専修の専門科目も選択可能とし、他専修の最新の知識・動向について理解を深めます。
3.専門科目及び共通科目を踏まえ、課題に適した研究方法を探求し、その成果を発信する力を養うため、特別研究を配置します。 
4.学修成果は、各科目については学修到達度を反映した評価基準、学位論文については修士論文審査基準に基づき評価します。

  入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

本学大学院博士前期課程では、複雑多様化する社会において、生活する人々の健康ニーズに高い倫理観を持って的確に対応するとともに、国際的な視野と地域への関心を持ちながら、保健医療福祉に関する専門的知識を修得し、保健・医療・福祉等の多職種と連携してヘルスプロモーションを発展させることを目指す人を受け入れます。

入学者の選抜では、以下の資質・能力を確認します。 
・保健医療福祉分野についての倫理観と問題意識 
・保健医療福祉分野について学修するための基礎学力、思考力・判断力・表現力 
・多様な人々と連携して問題解決にあたる能力と意欲 
・継続的な学修と研究への意欲

なお、本大学院は多様な人々の持続的な学修と研究を可能とするためのカリキュラムを整え、社会人を受け入れます。

○各専修

  看護学専修

  学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

看護学専修で授与する学位名は、修士(看護学)です。博士前期課程全体のディプロマ・ポリシーを踏まえながら、以下の点について学修成果に基づき総合的に判断します。

1.現場での実践を理論的に説明でき、専門的知識と技術を看護実践に活用できること
2.臨床・教育・研究現場においてリーダーシップを発揮し、主体的に専門職連携(IPW:Interprofessional Work)の実践活動ができること
3.倫理原則に基づく研究の過程を理解し、自らの研究成果を発信することができること

  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 一般コースでは、看護学におけるこれまで受けた教育や実践の場で培った専門的知識の深化を目指し、必要な科目を配置します。

1.看護学を多面的に捉え学ぶための「看護基盤科学」と、看護実践を深く探究する「看護実践科学」を組み合わせて学べるよう配置します。
2.研究能力の涵養と修士論文の作成のために「特別研究」を配置します。
 
専門看護師(CNS)コースでは、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを提供できる能力を養うため、専門看護師教育課程を開講します。

看護専門看護師(CNS)の6つの役割を修得できるように、「共通科目」、「看護基盤科学」、「看護実践科学」、「看護学実習・特別研究」にそれぞれ必要な科目を配置します。

リハビリテーション学専修

  学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

リハビリテーション学専修で授与する学位名は、修士(リハビリテーション学)です。博士前期課程全体のディプロマ・ポリシーを踏まえながら、以下の点について学修成果に基づき総合的に判断します。

1.リハビリテーションにおける理学療法または作業療法の分野において、対象者の心身機能や能力を高めるための専門的な知識と技術を活用できること
2.臨床・教育・研究現場でリーダーシップを発揮するとともに、多職種と連携し、組織や機関において経営や管理に貢献できること
3.新たなリハビリテーション治療法や評価法、医療器具・機器を開発、発信するなどの意欲を持ち、実践できること

  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

リハビリテーション分野におけるこれまで受けた教育や実践の場で培った理学療法学または作業療法学の専門的知識の深化を目指し、必要な科目を配置します。

1.リハビリテーションにおける基礎科学並びに応用科学の修得を目指すために、「リハビリテーション基礎科学」と「リハビリテーション応用科学」を組み合わせて学べるよう配置します。
2.研究能力の涵養と修士論文の作成のために「特別研究」を配置します。

  健康福祉科学専修

  学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

健康福祉科学専修で授与する学位名は、修士(健康福祉科学)です。博士前期課程全体のディプロマ・ポリシーを踏まえながら、以下の点について学修成果に基づき総合的に判断します。

1.健康科学と社会福祉学の分野にまたがる包括的な課題解決のために専門的な知識と技術を身につけて高度な実践を展開できること
2.実践・教育・研究現場において、リーダーシップを発揮するとともに、多職種と連携し、組織や機関において経営や管理に貢献できること
3.新たな手法・援助方法や資源の開発・普及に取り組めること

  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 健康科学や社会福祉学におけるこれまで受けた教育や実践の場で培った専門的知識の深化を目指し、必要な科目を配置します。

1.健康科学や社会福祉学における基礎科学並びに応用科学の修得を目指すために、「健康福祉基礎科学」「健康情報実践学」「社会福祉実践学」「検査技術実践学」を組み合わせて学べるよう配置します。
2.研究能力の涵養と修士論文の作成のために「特別研究」を配置します。

埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科博士後期課程の3つの方針(ポリシー)

  学位の授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本学大学院博士後期課程に所定の年限在学し、所定の単位を修得し、博士論文の審査に合格した者に博士(健康科学)の学位を授与します。
修了にあたっては、研究者、教育者又は職業人として以下の能力を有することを到達目標にします。

1.学際的・創造的な研究を計画・実施する能力を身につけている
2.健康科学分野の高度で幅広い理解と倫理性を兼ね備え、中核的・指導的役割を担うことができる能力を身につけている
3.科学的根拠に基づいて人々の健康に貢献するための提言や実践を遂行する能力を身につけている

  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

 本学大学院博士後期課程では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の考え方のもとにカリキュラムを構成します。

1.健康科学分野における基盤となる知識や学際的な視野、連携を推進する能力を磨き高めるために、共通科目を配置します。
2.国際的視野に立脚した先端的研究を推進する能力を培うために、専門科目を配置します。また、専門科目は看護学、リハビリテーション学及び健康福祉科学の領域に区分し、複数の領域を履修できるように編成します。
3.健康科学分野の未知の見地を切り拓き、独創的に探究する能力の熟達と博士論文作成のために特別研究を配置します。
4.学修成果は、各科目については学修到達度を反映した評価基準、学位論文については博士論文審査基準に基づき評価します。

  入学者の受入れ方針(アドミッション・ポリシー)

本学大学院博士後期課程では、学際的な思考を基に多様な価値観を尊重する人間性を保ち、先人の積み重ねた知見に学びつつ国際的視野に立脚した先端的研究を推進する能力を修得し、独創性ある健康科学の理論及び技術の開発を目指す人を受け入れます。 

入学者の選抜では、以下の資質・能力を確認します。
・保健医療福祉分野における基本的な研究能力とその基盤となる専門知識及び科学的な思考力 
・多様な価値観を尊重する意思、継続的な学修と研究への意欲 

併せて、本学で高度な研究を推進する上での研究領域の適合性についても確認します。
 
なお、本大学院は多様な人々の持続的な学修と研究を可能とするためのカリキュラムを整え、社会人を受け入れます。

このページについてのお問い合わせ先

【教務・入試担当】
kyomu@spu.ac.jp(教務担当)
nyushi@spu.ac.jp(入試担当)

外線: 048-973-4117 FAX: 048-973-4808