1.概要
第20回日本臨床検査学教育学会学術大会
テーマ:「臨床検査学 次の20年へ -目指す未来、実現への課題-」
会期:令和8年8月27日(木)・28日(金)
会場:九州大学医学部百年講堂・同窓会館
第20回日本臨床検査学教育学会学術大会は、全国の臨床検査技師養成校の先生方が参加される学会で、総勢499名の方が参加されていました。一般演題の応募総数は158題で、そのうち学部生演題は57演題、大学院生演題は64演題がありました。本学からは大学院生6名の発表があり、その中から健康福祉科学専修の大学院生2名が『優秀発表賞』の受賞となりました。
2.受賞概要
●受賞
受賞者:一瀬 夏菜(健康福祉科学専修2年)
演題名:埼玉県における下水由来ESBL産生Escherichia coliの分子疫学的解析
共同演者:濱田(山本)美紅、于 連升、滝野 景、林 航、菅原 庸、鹿山 鎭男、菅井 基行、村井 美代、岸井 こずゑ
●受賞
受賞者:齋藤 百花(健康福祉科学専修2年)
演題名:随時尿を用いた田中法による推定1日食塩摂取量と尿中Na/K比の検討
共同演者:久保田 亮
3.受賞者、研究指導教員からのコメント
●埼玉県における下水由来ESBL産生Escherichia coliの分子疫学的解析
≪一瀬夏菜さんコメント≫
この度は、第20回日本臨床検査学教育学会学術大会において優秀発表賞を賜り、大変光栄に思います。このような素晴らしい賞を受賞できましたのも、日々親身に研究指導をしてくださる岸井准教授をはじめ、村井教授、ならびに共同研究先の皆様のご支援の賜物と、心より感謝しております。支えてくださったすべての方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後の研究活動により一層精進してまいります。
≪岸井こずゑ准教授コメント≫
一瀬さん、優秀発表賞の受賞おめでとうございます。2020年から2024年までに分離されたE. coli 110株のゲノムデータをさまざまな切り口から解析し、その変化を的確に捉えることで、QRDR多重変異を保有するST131クレードAという特徴的な薬剤耐性クローンを見いだすことができました。共同研究先の皆様からご助言をいただきながら解析手法を習得し、多くの文献に触れ、試行錯誤しながら自ら研究を進めてきたことが、説得力のある発表と、質疑応答での堂々とした回答につながったと思います。本研究の成果が、環境と臨床の垣根を越えたESBL産生E. coliの感染拡大対策につながることを期待するとともに、今後のさらなる研究の発展を願っています。
●随時尿を用いた田中法による推定1日食塩摂取量と尿中Na/K比の検討
≪齋藤百花さんコメント≫
この度は、第20回日本臨床検査学教育学会学術大会において、優秀発表賞に選出いただけましたことを大変光栄に存じます。このような素晴らしい賞を受賞できたことは、日々ご指導いただいている久保田先生をはじめとする先生方、研究室の皆様のお力添えがあったからだと考えております。支えてくださった皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、より一層研究の発展に努めてまいります。
≪久保田亮准教授コメント≫
齋藤さん、「優秀発表賞」の受賞おめでとうございます。本学会は全国の臨床検査技師養成校の教員・学生・大学院生が発表する学会です。今回の学術大会では大学院生の演題64演題の中から選考され、表彰されました。齋藤さんは発表パフォーマンスに優れており、質問にもしっかりと対応できていました。今後も研究を進めて頂き、さらなる本研究の進展に期待しています。