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大学院生の伏見ももさんが日本睡眠学会第47回定期学術集会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました

ニュース

2022/07/07

学会名:日本睡眠学会第47回定期学術集会
URL:https://www.c-linkage.co.jp/jssr47/index.html

受賞名:ベストプレゼンテーション賞
受賞者:伏見もも(大学院博士後期課程)
発表演題:身体運動が若年成人女性の皮膚温変動と睡眠に与える効果

【伏見ももさんのコメント】
   この度は日本睡眠学会第47回定期学術集会において、ベストプレゼンテーション賞という名誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。
   本学会では、身体運動が女性の体温と睡眠に与える効果についての研究成果を発表いたしました。身体運動が睡眠に良い効果をもたらすことは前々から報告されておりましたが、女性の月経周期、特に黄体期(月経前)の体温と睡眠に着目し研究を行っている研究はほとんどありません。我々の研究成果である『体温リズムにメリハリがない黄体期においても身体運動が夜間睡眠中の身体からの放熱を促進・深い睡眠を増加させること』を日本睡眠学会学術集会という大きな場で発表する機会を頂けたのみならず、恐れ多いことに本賞を授与いただきましたこと、学会長をはじめ選考委員の先生方、並びに発表を聞いてくださった皆様に深く感謝申し上げます。
   本受賞は、日々研究をご指導いただいている有竹清夏先生、共同研究者の皆様、被験者の皆様の協力なくしては決して成し遂げられませんでした。この場をお借りして皆様に心より御礼申し上げます。今後も睡眠研究の道を歩み、優れた研究成果を世に発信できるよう日々の研究に努めていく所存です。この度は誠に有難うございました。

【指導教員・有竹清夏准教授(検査技術科学専攻)のコメント】
   伏見さん、日本睡眠学会ベストプレゼンテーション賞受賞、おめでとうございます。この賞は、採択された一般演題の中からノミネートされ、口頭発表を経て優秀演題として選ばれたものです。ヒトの体は、ライフステージによる生体の変化や性ホルモン分泌量の変化に伴い、しばしば身体的・精神的不調や睡眠問題が生じます。今回の我々の介入研究により、月経前症候群(PMS)の症状の一つである成熟期女性の黄体期(高温期)に見られる『眠いのに寝付けない』などの睡眠問題改善への貢献が期待されます。今後の更なる発展を期待しています。