2024年3月15日（金）に2023年度 埼玉県立大学卒業式が執り行われました。

作業療法学科学生も晴れやかな衣装で、新たな門出を祝う華やかな卒業式となりました。 また、雲一つない快晴という天候にも恵まれ、天気も皆さんの旅立ちを祝っているようでした。これも皆さんの努力の賜物でしょう。

今年度の卒業式は、新型コロナウイルスの感染拡大前と同様の開催形態で、講堂に全員集合型で行い、卒業証書授与式は各学科で直接執り行いました。また、作業療法学科4年の中林香理さんが卒業生を代表して、「本当に大学生になれているのか実感の湧かないまま遠隔授業に向き合う日々が続きました」、「卒業を迎えた今では、この経験が人生の糧になるものだと感じています」と立派に答辞を述べました。卒業生一人一人からのコメントの中では、卒業するという嬉しい気持ちだけでなく、仲間と離れる寂しさを感じている学生もおり、大切な友人ができたことや思い出深い大学生活を送れたことが伝わってきました。

この4年間の学生生活を振り返り、楽しいことや嬉しいことだけではなく、辛かったことや悲しかったこともあったかと思います。また、答辞の中でもあったように、大学生活の最初から新型コロナウイルスの影響を受け、学校に来る頻度も減ってしまったりと、苦しい時期もあったかと思いますが、前を向く大切さや、考え方次第で変えられることもあることを実感できたようです。これは作業療法の考え方と似ていますので、これから患者さんと行う作業療法にも必ず活きてくると思います。この経験を活かして、社会人として、作業療法士として、新しい出会いを大切にして、頑張ってください。

学生のしっかり成長した姿を見ることができ、教員一同嬉しく思いました。皆さんのご活躍を心よりお祈りいたします。

またいつでも学校にも遊びに来てください。皆さんのさらに成長した姿を楽しみに待っています。

4年生の皆さん、ご卒業おめでとうございました。