生活を科学するエキスパート
作業療法士は、からだやこころの不調などによって毎日の生活に困難を感じているあらゆる人に関わり、子どもから大人まで、それぞれの生活の場でその人らしい生き方ができるように支援します。本学では1年次より毎年、臨地実習の機会を設けながら、医学的知識や作業療法に必要な専門知識・技術を講義や学内実習、eラーニングなどで学びます。特に4年次には様々な分野の病院や施設で、実践的な作業療法を経験します。さらに、国内・外で活躍する作業療法士を招き、新しい作業療法の可能性を学び展開できる場を提供しています。作業療法士の仕事は、病院における急性期・回復期から、施設や地域・在宅における生活期のリハビリテーション活動まで幅広い対応が必要になります。そのため、科学的、分析的な思考能力と創造性及び柔軟性を養い、生活を科学するエキスパートとして問題を解決できる能力と行動力及び国際的な視野を備えた作業療法士を育成します。
作業療法学科では、人間を身体的・精神的・社会的側面から総合的に理解する専門的な思考法を身に付け、卒業後も各領域と協働して作業療法を実践し、主体的に科学的・創造的探究を継続できる基本的な能力を備えた人を育成します。
そのため、作業療法の基本として「作業療法の基礎」「作業療法の評価」の科目を主に2年次に、「作業療法の適応と実践」「地域の作業療法」の科目を3年次に、「臨地実習」の科目を2 ~ 4 年次に配置し、世界作業療法士連盟(WFOT) の認定校として登録されています。
就職情報
2017年度の就職情報をご覧いただけます。
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学科長からのメッセージ
その人らしい生活を送れるように支援するエキスパートになろう
作業療法学科 学科長 久保田 富夫 教授
こんにちは! みなさんは、作業療法という言葉を聞いたことがありますか? 作業療法とは、食べることやお風呂に入ること、仕事をすることや趣味の活動を楽しむことなど、普段みなさんが行っている活動を作業と捉えて、そういった活動(作業)に焦点を当てて、治療や指導、支援を行うことです。
作業療法士は、医療職の1つであり、リハビリテーション専門職の1つです。こころとからだに障害のある人が、より豊かで自立した生活を送れるように、すべての年代の人々に対して、その人が大切にしている作業を継続して行えるようにサポートしています。
是非、作業療法についてもっと知り、その人らしい生活を送れるように支援するエキスパートをめざして一歩を踏み出してみませんか?
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